おにぎらずメモ《ネギ味噌入り油揚げ、しそふりかけ、長芋》3/16 | 楽ちん堂、STUDIO GORRON、すたじおごろん二子玉川ブログ〜NPO法人ら・ら・ら〜

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24時間鍵が開いている全世代コミュニティーカフェ。元森田オフィスはお芝居の稽古場でもありました。だから今も芝居も歌もダンスも小説も絵も創作しながら子供預かりやお泊まり、いつもドッタバタのグッチャグチャカフェ。









父がネギ味噌をくれた。

家でよく食べていたネギ味噌は、そのままご飯にのせて食べたり、溶かして味噌汁にしたり、油揚げにのせたりしていた。


お湯を入れてみたら、胡麻と大葉も入っていた。こんなのいままでも入ってたんだっけ?






父の実家、おばあちゃんちでもよく出てきた。ネギ味噌だったり、野蒜味噌だったり。そのままご飯にのせて食べていたのかな。



山の上だから、買い物にもなかなか行けないので、出来るものは自給自足する。
畑でトマトや胡瓜、じゃがいもなんかを作ったり、ヤギを飼っていたので牛乳のかわりにヤギの乳は飲める。

家の土間を出て左手には、別棟がある。
一階は倉庫というか小屋になっていて、カゴやらスコップ、鍬やら鉈やらネコと呼ばれる手押し車とか、なんだかいろいろ入っている。側面を岩で組んだ土の上にその建物は乗っかっていて、庭側はコンクリートで固めた一段高い通路のようなものがあり、腰掛けたり、ちょっと荷物をおけるようになっていた。


2階は母屋と外の廊下繋がっていて、それは壁のない廊下で橋のようなもので、そこには従兄弟の部屋があった。


そのとなりに、ヤギの小屋がある。長い棒が2本くらい横にあるから出られないだけの、簡素な小屋で、藁をしかれた上にヤギが立っている。寝ているところは見たことがないけど、そこで転がって寝るのだろう。

庭を向いているヤギに、人参やとうもろこしの皮を投げて入れると、シャリシャリ音をたてて食べた。おもしろくてどんどんあげると、どんどん食べる。顔を斜めにして、歯を見せて長いとうもろこしの皮も器用に口に入れていく。ちょっとクサイけど、動物に何かをあげるのは楽しい。


小さい頃は、父が鉄砲をやっていて、おばあちゃんちの裏にある自分の山に入っていって、山鳥やウサギなんかを捕っていた。
家には散弾銃があって、専用のバッグから出して見せてくれたことがあった。絶対触らせてくれなかったけれど。

ここが引き金で、こう持ってとかつぐ。
ここから見て、ドン!と打つと説明してくれた。多分、クレー射撃をやったら、割とうまかったんじゃないかと思う。何しろ父は、目がいいのだ。

子どもの私は、家に鉄砲があるからうちは泥棒が来ても大丈夫と思っていた。

狩猟のための犬も飼っていた。コロという名前のポインターで、白に黒のブチのあるスリムな犬だったけど、犬と遊んだ記憶はあまりない。


コロと一緒におばあちゃんちに行ったときは、コロは土間に寝る。山には父と2人で入っていく。


山鳥は、剥製にするらしい。おばあちゃんちにもいくつもあった。土間の中にある小屋の上や、部屋の片隅などあちこちに鳥がいる。
なんだか怖くて触れないし、どこが良いのかさっぱり分からなかった。



鉄砲をやめてからも、
ウサギがいちばんうまいんだよなぁ
と、父はよく言っていた。



おそらく私が幼稚園の頃、テレビで
「山ねずみロッキーチャック」というアニメを放送していた。2人の山ねずみが主人公なのだけれど、ウサギもでてくる。

そのウサギを父が仕留めて、嬉しそうに持ってくる。記憶は無いのだけれど、おそらく耳かなんかを持って、自慢げに見せたのだろう。私と妹はそれを見て、かわいそうだと号泣する。あまりに泣くので、父は鉄砲をやめた。


コロがいた庭は、庭じゅうすべてを鳥小屋にして、いろんな鳥がいたこともある。父は、鳥が好きだったのだろう。

その庭は、その後増築して部屋になった。







ネギ味噌。
油揚げに入れたいなぁ、
で、ちょっと焼いて
それをそのままおにぎらずに入れる。


長芋がある。
これは、絶対あう!

それと、しそふりかけでいきましょう。


今日も、仕込みナシ!23:00









あさ。

油揚げを2つに切る。
オーブントースターで焼く。
少し焼けたら、ネギ味噌入れて
もう少し焼く。ちょっと焦げ目つけたい。
香ばしくなるからね。

その間に、クドンに長芋を切ってもらう。
これは、醤油とアオサで。たぶん、このまま食べてもおいしいやつ。





ごはんのうえに

しそふりかけ

そのうえにネギ味噌入りの油揚げ

その上に長芋

またごはん




ランチで食べたら、
ちょっと油揚げが堅かった。


もうちょっとなぁ、
早めに揚げを取り出せばよかった。

山のごはんのおにぎらず。