『もえつき』は定義されています。
1974年、アメリカ精神分析医ハーバート・フロウデンバーガー
『自分が最善と信じて打ち込んできた仕事、生き方、人間関係などが、
まったく期待はずれに終わったことでもたらされる疲弊や欲求不満の状態』
アメリカの心理学者クリスティーナ・マスラック
『長期間にわたり援助活動を行う過程で、精神活力を過度に
要求されたために起こる、心身消耗と感情の枯渇を主とする症候群』
『もえつき』は援助職の職業病といわれますが、援助職でなくても、
相手との適切な距離感が保てなかったり、
期待に添おうと努力ばかりしていると、燃え尽きてしまうようです。
子どもも、親が良かれと思って決めた塾や習い事を一生懸命しているうちに、
だんだんやる気を失くし、親からの期待が重苦しくなったりして燃え尽きる。
若い専業主婦も子育てに苦労して、夫のサポートも何のなければ
だんだん燃え尽きる。
長年専業主婦も子育てがひと段落したあとに燃え尽きる。
どんな場合もどんな人でも相手のために相手がよくなるように、
ないしは相手に認めてもらうように頑張っても、
自分が望むような相手の反応がないときにむなしくなってしまうのです。
色で言うと・・・
鮮やかな赤やピンクが異常に好きで淡い色を嫌う時
エネルギーを使おうと必死なときに 力が抜けている人が許せない状態
こんな時は『もえつき』になりやすい
淡い色かベージュやグレイ、モスグリーンが好きで力が出せず
鮮やかな色を嫌い避けたくなっているか
こんな時は『もえつき』にほぼなりかけていて
黒が一番落ち着くとなると、誰とも口を聞きたくない状態となり
・・・・とにかく休みましょうとなります。
黒で一生懸命防御していますからね。
必ずそうとは言い切れませんが、そう言う方に出会いました。
今の状態を知りたいときにボヤ~としながら目につく色を見ると
自分の状態がわかったりしますよ。
皆さん気をつけてくださいね。
『もえつき』ないために『頑張らない』ということではなく
頑張っていい時と良くない状態を見極めることの方が重要のように思います。
もしかしたら『休むこと』を『頑張る』必要があったりしますからね。
そして
相手の反応や認めて欲しいと思うのは人としての欲求なので
あたり前にあっていいのですが、できれば相手に左右されるのではなく
自分がしたいからするという主体性を持つことや
相手との距離感を自由にコントロールできること、
人といい関係を保ちながらも自分本位に生きる。
そして
人といい関係を保つということは対立をしないことでもなく
自分を伝えることもする。
自分を見失わない自分らしい生き方
『自分の花』を咲かせましょうね
今日も一日楽美な日でありますように