家電量販店の最安値店舗で売上1位のヤマダ電機は、2位以下で1兆円をこえる企業は無いなかで、売上2兆円を達成しました。
今後5年間、中国に毎年3店舗以上のペースで出店するヤマダ電機は、国内でも2000店舗に迫る最大手だからこれ程の安売りができるんですね。
つまり、メーカーに安い仕入れ値で大量に発注をかけることができるので、他の家電量販店を巻き込んで家電価格を下落競争さていくんです。
今のところ消費者側としては嬉しいですけど、同地域の家電量販店がお客の争奪戦に負けて撤退(カメラ3天皇の一企業「さくらや」みたいに)すれば、ヤマダ電機が家電価格を吊り上げ始めるでしょうね。
特にここ2~3年で郊外型家電量販店のヤマダ電機が、都心部中心のヨドバシカメラに猛攻をかけてるんです。
実は、東京都心なんかの家電量販店では、たいていの商品はヨドバシカメラが一番安いですし、逆に一番安いハズのヤマダ電機が、ヨドバシカメラに負けているんですよ。
ただ、カメラ系のヨドバシカメラよりも「カメラ」に関してはヤマダ電機の方が安いのが不思議ですが・・・。
自信があるのか、ヨドバシカメラは日本全国20店舗全ての店で、値引き交渉はほとんど相手にしてくれないです。
反対にヤマダ電機は店頭価格からの値引き宣言をしているから、ヨドバシカメラの店頭表示価格チラシを持っていけば、値引き交渉の余地はあるでしょうね。