本屋さんの新刊コーナーに並んでいて、
その時はなんとなく目に入った程度。
隣に重松清の「ゼツメツ少年」が置いたあったから印象に残ってた。
そしてら、数日後の新聞に広告が・・・

46歳の専業主婦が主人公。
「46歳」に反応してし、同年代が主人公なんて読んでみましょう。
と思って借りてみた。

ちょっとボリュームがあって、ん~最後まで読めるかな~と思いながらも読みました。
家族に自分の誕生日を忘れられ、子供には「死ね」とまで言われ、
夫も自分に無関心。
そんな毎日に嫌気がさし、突然家出をしてしまう主人公。
逃避行をしていた1ヶ月のお話なんだけど、
主人公と夫の話が交互に書かれていて、それぞれがどうしてこうなってしまったのかと考えるんだけど、そこはなかなかリアル。
結局、元のさやに収まるんでけど、ん~、それが私の中では微妙だったかな。
まぁ、そうであって欲しいんだけど、そんなすれ違いをしてしまった夫婦が上手くいくのかな?
逆に、1年後・2年後のストーリーがあったら納得できたのにな~。って感じでした。
子供達のその後は特に気になった。
でも、そこは読者のご想像に・・・なのかな?

なんかスッキリしなかったので、この本の後に「バカ昔ばなし」を読みました。
20分ぐらいで読み終えたし、昨夜はそれで満足の読書タイムになりました。とさ。