ん~、とっても良かった (⌒▽⌒)
やっぱり、日本人のお話がいいよね。
私はやっぱり、こう言う穏やかで、ほっこりする感じの話が好きだな。
って、この前の本を否定している訳ではありません。
地理に疎い私。
大好きな浅草が舞台だったし、東武線とか鬼怒川とか
私の知っている範囲の知識で読めた事が単純に嬉しかったのであります。

「東京ホタル」って言う隅田川のイベントがあるんだね。
それを舞台に、と言うかモチーフにと言うか・・・
蛍に寄せる主人公の思い出などを書いたお話でした。

「小松エメル」以外は読んだ事ある作家で(だから借りたんだけど)
特に原田マハは好き。
穂高明はあんまり著書は出てないんだけど、(もっと読みたい)
私が持っているイメージ通り裏切らない内容でやっぱり良かった。

小路幸也は今はまってる「東京バンドワゴン」を書いた人で、
この本しか読んだ事がないんだけど、
いつもこんなふうに語り口調で書く人なのかなぁ?
それが私には心地いいんだけど、バンドワゴンの他も読んでみたくなりました。


ん~、また読みたい作家が増えちゃった。
でも、嬉しい(*∩∀∩*)ワクワク♪


<ストーリーメモ>
中村航 別れた彼女と再開し、「いつか蛍を見に行こう」と言う約束を思い出す。
小路幸也 おじいちゃんの戦時中、蛍にまつわるあったかい思い出話。
穂高明 東日本大震災を経験した主人公。当時の事を振り返る。
小松エメル ちょっとこの人のは不思議だった。孫が曽祖父の生まれ変わり?
        主人公の子供の頃の想い出がシンクロする。
原田マハ 両親が離婚した後、会うことが無かった母親と再開した主人公のお話。