3/2土曜日の朝、受け渡し場所に到着

お隣の敷地内にバックホーが停めてありました。
早速、現物を確認してみることに
運転席のドアを開けると

オークションで内部の写真が無かったのは、この為だったようです。

今度は、車外に出てボンネットを開けると

エンジンは年式相応でしょうか?
ところが、ここで問題発生

さらに、追い打ちをかけるように、ラジエターキャップを開けると、中の冷却水が確認出来ず、コアが丸見え。
このままでエンジンを始動すると、バッテリ上がりやオーバーヒートを起こす可能性が大です。
商品説明に、「エンジン好調です。油漏れ、水漏れもありません」とあったのは、大うそでした。
普通の取引なら、この時点で取引を中止し引き上げるところですが、オークションではそうはいきません。
落札した時点で売買契約が成立しているので、瑕疵があっても商品は引き取らなくてはならないのです。
その後で、瑕疵の部分について損害賠償請求をすることに。
約束の時間ちょうどに、若い男性が現れました。
出品者の会社の社員とのことです。
とりあえず、持参したオイルジョッキに水道水を入れ、ラジエターに注入。
エンジンは、なんとか始動しました。

積載車の荷台を下し、積み込むことに
ところが、ここでまたしても問題発生
荷台を上げようとしたら、途中で停まってしまいます
油圧の圧力を逃がす「シューッ」という音が聴こえたので、重量オーバーが原因のようです。
室内に貼ってある仕様シールを確認すると、

事前に確認した機体重量は本体だけの重量で、バケットやオプションの排土板等は含まれておらず、それらを装着した重量は、かなりのものになるようです。
このままでは、空荷で引き返さなくてはなりません。
必死で、何度も繰り返すうちに、少しずつ荷台が持ち上がり、なんとか載せることが出来ました。
「やれやれ」


持参した締め具でバックホーを固定し、出発準備完了。
ところが、ここでまた新たな問題が発生

続く