回路の調査結果を元にして回路図を作成し、対策を検討。
発注した部品の到着までには、まだ時間がかかりそうなので、応急処置として、電動ファンを手動で回転させるスイッチを取り付け、うまく作動して喜んだのもつかの間、トゥインゴは今どきの車なので水温計がないことを忘れていた。
どうやって、水温の上昇を判断するのか?

なんとか、水温を測定することはできないものか?
ここで閃いた。

本来は、自動車用の水温計を装着するべきであるが、それだといろいろと準備しなくてはならないし、施工も厄介だ。
日曜日の午後に、作業開始。
とりあえず、ラジエターの周囲で温度を測定出来そうな場所を探すと、プラスチック製ファンシュラウドの上部に良さそうな穴を発見。

「ここなら、ラジエターの側面から2センチほどしか離れていないので、そこそこ温度が測れるだろう。」



テストしようと思って電池を確認したら、デモ用の電池が消耗していたようで作動しない。
この後、用事があって出かけることになっていたので、途中で調達することに。
遅い昼食を摂り、出発。
途中のホームセンターで、ボタン型電池(LR44)を購入し取り付け、温度測定開始。

ところが、ヒーターからはちゃんと温風が出て来るし、もう少し高くても良いはずだ。
気になるので、車を停めてボンネットを開け、ラジエターに触れてみると、かなり熱いではないか。
試しに、ラジエターホースに触れてみると、そちらもかなり熱くなっている。
ということで、温度センサの設置場所を変更することにした。
帰る途中のホームセンターで、材料を物色。
駐車場で作業開始。


こうしておけば、熱が逃げにくいので、ある程度正確な温度が測定できるはずである。
作業が終わったら出発し、温度測定開始。

停車時は70℃程度まで上がったので、なんとか使えそうである。
これで、しばらく様子をみることにしよう。
続く