トラブル発生 その13 | フェラーリ308GTB と ねこ のブログ

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はじめまして
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回路の調査結果を元にして回路図を作成し、対策を検討。

発注した部品の到着までには、まだ時間がかかりそうなので、応急処置として、電動ファンを手動で回転させるスイッチを取り付け、うまく作動して喜んだのもつかの間、トゥインゴは今どきの車なので水温計がないことを忘れていた。

どうやって、水温の上昇を判断するのか?

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オーナーズマニュアルを確認すると、一応水温警告灯はあるようだが、いかんせん警告灯が点灯した時点でエンジンがオーバーヒートしてしまっているので、もう既に手遅れである。

なんとか、水温を測定することはできないものか?

ここで閃いた。

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「そういえば、以前308のキャブレター温度を測定した時に使用したデジタル温度計があるじゃないか。」

本来は、自動車用の水温計を装着するべきであるが、それだといろいろと準備しなくてはならないし、施工も厄介だ。

日曜日の午後に、作業開始。

とりあえず、ラジエターの周囲で温度を測定出来そうな場所を探すと、プラスチック製ファンシュラウドの上部に良さそうな穴を発見。

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試しに温度センサを差し込んでみると、ぴったりとはまった。

「ここなら、ラジエターの側面から2センチほどしか離れていないので、そこそこ温度が測れるだろう。」

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走行風や振動で抜けないように、ラジエターホースにタイラップで固定。

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さて、お次はエンジンルームから室内への配線引き込みであるが、前日電動ファンの手動スイッチの配線を通すのにかなり悪戦苦闘したので、今回は仮の設置ということもあり、なまくらして車体外をはわせて、室内に取り込むことに。

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温度計本体を警告灯パネルの右端の空間に設置した。

テストしようと思って電池を確認したら、デモ用の電池が消耗していたようで作動しない。

この後、用事があって出かけることになっていたので、途中で調達することに。

遅い昼食を摂り、出発。

途中のホームセンターで、ボタン型電池(LR44)を購入し取り付け、温度測定開始。

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外気温が3.5℃と低いせいか、なかなか温度が上がらず、この程度。

ところが、ヒーターからはちゃんと温風が出て来るし、もう少し高くても良いはずだ。

気になるので、車を停めてボンネットを開け、ラジエターに触れてみると、かなり熱いではないか。

試しに、ラジエターホースに触れてみると、そちらもかなり熱くなっている。

ということで、温度センサの設置場所を変更することにした。

帰る途中のホームセンターで、材料を物色。

駐車場で作業開始。

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ラジエターホースの途中にセンサをくっつけ、

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ゴム製のクッション材で巻き、タイラップで固定。

こうしておけば、熱が逃げにくいので、ある程度正確な温度が測定できるはずである。

作業が終わったら出発し、温度測定開始。

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すると、順調に温度が上がって来た。

停車時は70℃程度まで上がったので、なんとか使えそうである。

これで、しばらく様子をみることにしよう。

続く