
信号待ちで停止していると、しだいにアイドリングが不調になってくる件の続きである。
発進時にも若干もたつくので、プラグがミスファイヤしているようだ。
発進時にも若干もたつくので、プラグがミスファイヤしているようだ。
エンジンが冷えている間は問題ないのだが、特に十分温まってからがひどい。
一昨年来、いろいろと対策を施して以前に比べるとかなり良くなってきてはいるが、まだ100%満足できる状態とは言えない。
暖かい季節になったので、何かしら対策をする必要がある。
作業前に、プラグの点検。
時間が限られていたので後ろバンク側だけ。
写真を撮る余裕がなかったが、全体に真っ黒になっていて、2番シリンダーと3番シリンダー、4番シリンダーの
時間が限られていたので後ろバンク側だけ。
写真を撮る余裕がなかったが、全体に真っ黒になっていて、2番シリンダーと3番シリンダー、4番シリンダーの
中心電極碍子部分と側方電極は若干白い。
1番シリンダーのくすぶりがひどいようだ。
1番シリンダーのくすぶりがひどいようだ。
前回アイドル・ジェットの番数を変更した4番シリンダーは、改善されたみたい。
4番シリンダーの焼け具合が良くなったので、他のシリンダーのアイドル・ジェットも交換してみることにした。
アイドル・ジェットの交換をするには、エアクリーナーケースを外さなくてはならない。
これが厄介で、なかなか着手出来ないでいた。

念のため全体を眺めていたら、前バンクの左右でスターター機構の位置が違っているのに気付いた。


室内のスターターレバーを確認したら、作動位置になっていた。
知らない間に動いてしまっていたようだ。
これだと、5番シリンダーと6番シリンダーの燃料が濃いままで、エンジンが不調になっていた可能性がある。


4番シリンダー以外のアイドル・ジェットの番数を変更する。
これまでは65番だったが、少しだけ流量の少ない60番に。
エアクリーナーケースを元通りに取り付ける。
エンジンを始動し5分ほど暖気運転。
水温計の針が60度付近を指したら、ゆっくりと車を発進させる。
いつもと違って、加速時に「バスバス」という音が。
アイドリング時の回転数は、いつもの1,500rpmから950rpmに下がった。
それでもエンジンストールしない。
これは、調子が良くなったのだろうか?

続く
※この場合の308とは'81年308GTB(日本仕様)のこと