ボートのバッテリチェック その1 | フェラーリ308GTB と ねこ のブログ

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ボートのシーズン到来である。
 
普段は保管場所に預けてはあるものの、バッテリの電圧チェックや雨漏りがないことなどの定期的な状況確認が必要である。
 
気がつけば、三月の初めにバッテリの電圧チェックと補充電をおこなってから既に四ヶ月も経過している。
 
昨日時間があったので、久しぶりに保管場所に出向くことにした。
 
保管場所に到着し、点検開始。

 
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まず、最初にエンジンルーム内に水がたまっていないかをチェック。
 
どうやら、大丈夫のようだ。
 
念のため、フロートスイッチを押し上げてみると、「ウーン」といううなり音がしてポンプが作動し、たまった水が排出された。
 
次は、バッテリの電圧チェックだ。
 
ビルジポンプはアクセサリー用バッテリと接続されているので、定期的に電圧をチェックし、補充電を行う必要がある。

 
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電気機器の設置してある小部屋。
 
向かって右側の赤い蓋がしてあるのが、ボートの補助的な設備に電気を供給しているアクセサリー用バッテリ。
 
向かって左側がエンジン用である。

 
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テスターでアクセサリー用バッテリの電圧を測定してみると、13.14ボルト。
 
「まずまずだ。」
 
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同様にしてエンジン用バッテリの電圧を測定してみると、
 
右舷側が12.39ボルト

 
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左舷側が12.34ボルト
 
「両方とも、少し放電が進んでいるなぁ。」
 
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この船には、インバーター用バッテリとアクセサリー用バッテリを充電する為の充電器が備わっている。

 
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陸上に設置されたコンセントから受電し、充電器のスイッチをオンに。
 
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エンジン用バッテリの充電には、いつもの実験用安定化電源を利用する。
 
この装置はとても優れもので、定電圧機能だけでなく、定電流機能も備えている。
 
そのおかげで、出力電圧を一定に保ったまま、電流を一定以下に制限することが可能だ。
 
電圧をエンジン稼働時と同様の13.5ボルトに設定しながらも電流を抑制し、徐々に充電を進める。
 
こうすれば、「バッテリの極板を痛めてしまう。」というリスクを回避することが出来る。
 
安定化電源を右舷側エンジン用パッテリに接続し、5アンペアで充電開始。
 
満充電するには、かなり時間がかかるので、そのまま翌日まで充電を継続することに。
 
充電器は満充電になったら、自動的に充電を終了するタイプなので、放置しておいても特に問題はない。
 
安定化電源の方も、バッテリの電圧が13.5ボルトになったら、電流がゼロになるはずである。
 
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気がついたら、いつの間にか夕方に。
 
係りの人に状況を説明して、保管場所を後にする。
 
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風変わりなオブジェつき水銀灯がある橋を通る頃には、日が沈みかかっていた。

続く