エンジンに力がない その１４

信号待ちで停止していると、しだいにアイドリングが不調になってくる件の続きである。
 
前回は、ディスビー側のセンターコードがディスキャップにしっかり挿さっておらず、先端の金具も腐食しているのが見つかり修復した。

その後、テストランを兼ねて会社に乗って行ったが、エンジンの調子は良く、温度が上がってからの高回転でもミスファイヤーらしき症状は全く発生しなかった。

今回は、先だって交換した点火コイルに問題がなかったことを検証するために、元ついていた物に戻すことにする。

交換作業は前回一度行っているのですんなりといき、15分程度で終了。

とてもいい天気なので、点火コイル交換後の試運転を兼ねていつもの橋まで行くことにした。

橋の手前のマリーナの前でしばらく小休止。

ボートをバックに写真を撮る。

橋に向かおうとすると、夕陽が沈みかけていた。

この橋はとてもきれいな橋で、私のお気に入りである。
 
照明灯の支柱が、まるでモダンアートのよう。

帰りもエンジンの調子は良く、温度が上がってからの高回転でもミスファイヤーらしき症状は全く発生せず、点火コイルには問題がなかったことが確認できた。
 
続く
 

※この場合の308とは'81年308GTB（日本仕様）のこと