
信号待ちで停止していると、しだいにアイドリングが不調になってくる件の続きである。
千里浜インターに着き一般道に下り、羽咋市内の買い物渋滞でのろのろ運転しているうちに、しだいに水温と油温が上昇してくると、何かエンジンの調子がおかしくなってきた。
アイドリングが不安定になり、走っている時もエンジンに力がない。
30分くらいの間駐車してエンジンを冷やすと調子が元に戻ったので、エンジンルーム内の高温の影響でガソリンの温度が上昇し、ガソリンが沸騰する「パーコレーション」が発生していたようである。
千里浜インターに着き一般道に下り、羽咋市内の買い物渋滞でのろのろ運転しているうちに、しだいに水温と油温が上昇してくると、何かエンジンの調子がおかしくなってきた。
アイドリングが不安定になり、走っている時もエンジンに力がない。
30分くらいの間駐車してエンジンを冷やすと調子が元に戻ったので、エンジンルーム内の高温の影響でガソリンの温度が上昇し、ガソリンが沸騰する「パーコレーション」が発生していたようである。
では、実際にエンジンルーム内の温度がどのくらいになると、エンジンが不調になるのだろうか。
その為には、エンジンルーム内の温度を測定してみる必要がある。
そういえば、行きつけの電子パーツ店のレジ近くに、電子式の温度計がおいてあったではないか。
行ってみると、測定範囲が100度までの物しかなかったが、センサが別体式でコードの長さが3mあるので、エンジンルームから計器盤のあたりまで届きそうである。
とりあえずこれでやってみようということで購入。
取り付け場所は、いちばんあやしいキャブレター本体とする。
センサの先端が直径5ミリ程度の円筒形状になっている為直接貼り付けることが困難なので、キャブレター本体の取り付けボルトのナットにくくりつけることにした。

ただし、このままの状態だと走行中は風が当たって冷やされ、キャブレター本体の正確な測温が出来ない可能性がある。
そこで、ホームセンターでエアコン用のパテを購入。

パテでセンサ周囲をカバーする

急場なので、コードはエンジンフードの隙間から取り出し、車体横を這わせ助手席側のドアから車内に引き入れた。
温度計本体は小型なので、仮にラジオのつまみと外枠の間にはさむ。
これで、ようやく温度測定の準備が整った。
早速、テストランに出かける。
暖機運転後、テスト開始。
結果は、
油温 水温 キャブ
しばらく走行 70度 70度 34.6度
5分間駐車 60度 70度 46.1度
走行5分 78度 75度 41.1度
5分間駐車 68度 75度 49.6度
20分間駐車 62度 68度 63.6度
であった。
結果からすると、5分間程度の駐車であればキャブレター温度はさほど上がらないが、それ以上となるとかなり上昇するようだ。
残念ながらこの日は暗くなったので、ここまで。
続く
※測定時の外気温は23度と輪島ツーリング当日の25.4度よりは若干低め、燃料はほぼ満タン
※この場合の308とは'81年308GTB(日本仕様)のこと
※測定時の外気温は23度と輪島ツーリング当日の25.4度よりは若干低め、燃料はほぼ満タン
※この場合の308とは'81年308GTB(日本仕様)のこと