とびこせ 自身の限界
縄張り そんなことおかまいなし
なしかありか 自信と謙遜と尊厳とともに
独りで あるいは 友と供に
何かを始めるににあたって早い遅いは関係がないが
やはり何も無い訳でもなく
早ければ早い方が良い場合が多く
まれに遅くに咲く花もある
ただ 耕し ただ 水やり ただただ 汗水流し
晴れの日も雨の日も
己の無力さと悔しさにまみれながら
愚か者の愚かさと笑い飛ばしながら
一秒一秒時間と供に
一歩一歩を踏み出して行く
何か新しいことを始めるということは
新たな環境に飛び込むことだ
どんなことであれそれには勇気が必要だ
見切りと開き直り まだ見えぬ出口の先に
なにがまっているか予想もつかない
期待と不安 喜びと悲しみ ないまぜに
ただあゆみ ただただただただ
上がったりさがったり
明日も明後日も何時までも
自分のリズムと回りのリズム
シンクロできるなら幸い
グルーヴがうまれるか のりきれないか
否応なしに時は過ぎゆく
ふみこんだ一歩 ふみとどまる一歩
全く無駄にならない一生
そのときはなにも解らなくても
全く光りが見えないとしても
あがいて あがいて 息があがっても
その先には何かがあるから
間違いなくあるから
それは具体的な生活だったり
気持ちの入った言葉だったり
差し伸べてくれる手であったり
とにもかくにも自身に帰ってくるから
きっと
恐れを感じるくらいがいい
恐れ過ぎるのもよくない
やさぐれて ささくれだった時も
なにもかもが うっとおしい時も
そんな時こそ
言葉と心と経験のバランス
一貫性を持ちたいというスタンス
進軍ラッパを高らかに
胸の内にならし
鋭意を養い 鼻歌と一緒に
新たな街に 新たなな旅に 新たな航海に
新たなるステージに
飛び越せ自身の限界
縄張り そんなことおかまいなし
刷り込まれた見解 関係ない
なしかありか 自信と謙遜と尊厳とともに
独りであるいは友と供に