珍しく、そしてかなり割安。

コンビニで手軽に、いとおかし


甘くホウジュンな口当たりからのシビ辛

口の中がピリピリするほどスパイスと粉状のタンニン


シナモンティーのシナモンカジってみた時のようなスパイス感

ダークフルーツ達の闇の饗宴も感じる


荒い要素達を包み込みハーモニクスさせる酸味とアルコール

これはなかなか面白いワイン

コンビニでこんな変わったワインに出会えるとは


何より、1000円以下だ



この個性と美味しさで3桁価格

コンビニワインはいろいろ飲んできたけど、このシビ辛ダークネスは唯一無二


調べてみたら、フランスのローヌワインとのこと

ローヌワインとは珍しい(それも1000円以下は特に)

ワインショップ以外ではなかなか見かけない産地だ


ローヌの凄いところは唯一無二の個性だ

世界各地に、ボルドー風やブルゴーニュ風はあっても、ローヌ風はほぼない。


ローヌ品種を別の産地に持ってくると何故か全く違うワインになる。

例えば、今回のシラー品種


オーストラリアのシラー(シラーズ)は、元の面影もないくらい果実味はっちゃける

「お前、夏休み明けの女の子かよ」ってくらいはっちゃけてる


大人しかったあの子が夏休み明けたらギャルになってた

それくらいの大変身してしまう


私の尊敬するソムリエは、ローヌとオーストラリアのシラーは

比較テイスティングする必要がないとすら言っていた

それくらい別モノ


オーストラリアのシラーズなら1000円でいいのが買えるが

ローヌシラーだとそうはいかない


そもそも売ってない。

あっても3000円越すこともザラ


それがコンビニで税込990円とは驚いた

そして美味しい。


個性が面白いローソンだが、またまた新たな赤ワイン登場か?

なにげにヴィノスやまざきのワイン