花束をワインに









白ワイン界にほぼ2つしかない酸味少ない品種


一つがゲヴュルツトラミネール、二つ目がヴィオニエ


前者は、エキゾチックなライチにバラが乗る豪華なエレガント

後者は、よく熟した黄色い果実から、熟し過ぎて抑えきれて溢れるアロマと

背景に広がる一面の花畑


そんな感じ(個人の感想です)


「酸」は白ワインの命です。ないと骨格がボヤけたワインになります。

しかし、「酸」がなくても、「アロマ」が抜群に多くそれだけで骨格を作る

規格外な2つのブドウ品種


今回はヴィオニエ

それも、アメリカ


注いだ時点でフローラル

口に含むとブロッサム


ついに限界を迎えたアロマが舌の上で溢れ出す

桃、メロン、アプリコット、洋梨、パイナップル次々と出てくる


よくここまで我慢してくれた。

ありがとうが思わず出る。


柔らかなほろ苦みの中で、花と果実のアロマをいつまでも堪能できるいいワイン