広島へ行ってきました~
ヨーガ療法の学会に参加してきました
これが終わればヨーガ療法士になれるのです
最後の半年~2か月は、ほんとうにやることたくさんで、めまぐるしく過ぎていきました
ヨーガの勉強をしているのに、肩はこるは、頭の中はいつも緊張状態だわ
本末転倒なのか
ヨーガを知っていたから、大きな体調不良が乗り越えられたのか(笑)
大変だったし、これからも勉強は続くのだけど
とっても成長できた3年でした
こんなことでもなければ広島に行くことはなかったかもしれません
でも行って良かった~~~
著名な先生方の講演や研究発表を聞くことができました
お金や立場的な点を考えたら、私たち一般のヨーガ療法士には到底無理であろうと思われる研究をしていただいて
このような先生方がいてくださり、お話を聞けることに感謝でした
スポーツドクターでありさまざまな役職を歴任していらっしゃる 小林 弘幸 先生の言葉で
一番ハッとしたことは、
「人間は簡単に乱れる」
ということでした
意識としては
乱れないようにしよう・・・×
乱れたものをどうやって元に戻すか・・・○
だそうです
根本的ですが、私は勘違いをしていました
いつも安定していること、乱れないこと、そのような人間になることが健康的と言えるのだという思い込みがあった
そう、これを言われてみて、
そうだ、乱れて当然、なんだ
乱れることを認めていなかった、とハッとしました
そういえば
自分で受講生さんたちに言っています
自分が揺れた時に、立て直す方法を知っていればいいんです
自分にとっての最強ツールをわかっておくことが強みですと
外から耳に入ってきて
ようやく腑に落ちた感じです
こうも仰っていました
「人は必ずミスをする、ミスは防げない」
この時に、人間はどうなっているかというと
様々なエリートスポーツ選手はこう言うのだそうです
ミスをするときというのは
「心と体が離れる」
そう、まさに分離です
西洋医学の医師が、このような言葉を受容していることに驚いたというのもありますが
一流のスポーツ選手には、やはりスピリチュアルな感覚が強くあって、それを切り離して考えることはできないんだなと思いました
人は精神的に落ち込むときには、心と体の分離が起きています
これは、自分の力でがんばろうと一生懸命に頭を使うと起こりやすいと感じます
ほんの少しの焦りや怖れから、「自分の力でがんばる」方向に、ふとシフトしてしまいます
この時、焦りや怖れは加速していきます
体も心もすべてつながっている「全一性」が、一流の世界にも必要なんだなーとあらためて知りました
また先生は、「自律神経は伝染する」ともおっしゃっていて
日本人が得意な共感能力です
「自分が安定すれば、相手も安定するんですよ」とおっしゃっていました
これを精神世界的に書くと、あやしげですが
これってみんな知っていることじゃないですか
暗黙のコミュニケーション技術として、実はみんな知っていること
そもそも精神世界と現実世界とに分けることこそ「分離」じゃー!と思うのですが
精神世界にアレルギーを起こす人も多いのは非常にもったいない
(今、元アンチを忘れた発言でした・・・笑)
他には
アメリカ等でご活躍の 久賀谷 亮 先生
マインドフルネスの現状をお話しくださいました
なぜ今マインドフルネスが大流行りしているのか
特に10年以上前から流行りが続いているアメリカでの意識の変化
やはり、精神的幸福感を望んでいる人が増えているのだと
脳のある部分、後帯状皮質というところは人間のエゴ的な思考に関係するのだそうです
依存や承認欲求、罪悪感などと関係している
その部分が現代人はとても活性化していて
これは脳疲労につながります
瞑想をすることで数秒で、その部分が鎮静化することが実験でわかっているそうです
マインドフルネスがあまり日本人に広がらないことが不思議だとおっしゃっていました
他にもたくさんの先生方の講演があって
ぜーんぶとても勉強になりました
なんか、頭良くなった気がする
4日間忙しかったけど、ヘトヘトだけど
ヨーガ療法関係者だけでなく
一般にも納得の内容だと思います
ちなみに一般参加できます
来年は札幌で開催です
次回は観光編・・・
セッション、セミナーやってまーす
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