エゴ

自分勝手とか自我が強いとか
悪いイメージでよく使われる言葉です
さて、エゴとはなんでしょう
エゴとは、フロイトによると自我と言われています
自意識とも言えますでしょうか
人とのコミュニケーションにおいて
エゴは非常にやっかいな存在です
人に嫌な印象を与え、コミュニケーションに支障をきたします
なぜエゴが働くかと言うと
自分を守るためです
細かく言うと
何かを失いそうになった時に恐怖が生まれエゴが発動します
プライドを失いそうになった時
愛を失いそうになった時
時間を失いそうになった時
お金を失いそうになった時
スペースを失いそうになった時
~ねばならないと思っていることが崩れそうになった時
などなど
自分を守るためですから相手にとっては攻撃であることが多いです
したがって、関わる人はなんとなく嫌な気分を持ちます
それは自分も嫌な気分にさせます
非常にやっかいなため、人はエゴを拒否したり、抑え込んだり、捨てようと努力します
中には、見て見ぬふりを続けるあまり、感じなくなってしまっている人や
こんな風に感じるのは、自分が悪いんじゃなくて、あの人が悪いと他人にその責任をなすりつけようとします
それではいつまで経っても光と闇が分断されたままです
それどころか、光を強く意識すれば闇も一緒に強くなります
闇も自分の一部です
存在に意味があります
エゴも認めてあげましょう
認めてあげて、利用するんです
エゴを感じた時、自分が何に反応したのか
何に恐怖を感じたのか
何を失いそうになったのか
それをまず探します
次に、いつからそうなったのか
なぜそうなったのかを探します
子供の頃の出来事なのか
思春期なのか
思い出せなかったり
前世の記憶や胎内にいた頃の出来事かもしれません
それがわかったら
そうだったんだね、よくがんばったね
と自分に言ってあげます
何度も何度も繰り返し
そうしているうちに自分のことがわかってきます
自分に自信がなかったから
自分で自分をいじめていたから
親への感情とパートナーへの感情を重ねていた
本当は親にもっと愛してと言いたかった
なーんだそうだったのかとなった時、エゴの役割は終了します
なーんだ、とはならなかったり
その後どう対処したら良いかは
わからなければカウンセラーやシータヒーリングで対処できます
こうやって、エゴを利用してあげることで
エゴの主張も弱まっていきます
捨てるんじゃないんです
エゴも自分の一部なんです
自分の全てを自分だと受け止めて
光の部分も闇の部分も全て統合していきましょ

嫌なものは、逃げれば逃げるほど、拒否すれば拒否するほど
目の前に迫ってきます
どうにもならない位まで
体に影響が出るまで
放っておかないでください
小さいことだからと放っておかないでください
意外と自分のベースになっていたりするものです
気が付いたもん勝ちです

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