戦争中の体験から、自分が我慢しなければ家族を守れない、という思考パターンを作ってしまったとします

そうですよね、国民全てが我慢しなければならない時代でした
我慢しなければ、家族がごはんを食べられないかもしれない、痛い思いをさせるかもしれない、死んでしまうかもしれない
その不安や恐れは付いて回ったでしょう

今もなおそのパターンを持っていることで
自分の欲求を抑え付け、自分がしたいことを優先させると逆に不安になってしまう
必要以上に我慢している方が安心という選択をしてしまい
抑え付けられた自分の一部は小さくどこかで泣いていて
いつか体にも症状が現れる
苦しいのに、どこが、なにが苦しいのかわからない

更に、そのパターンを持っていることで、我慢しなければならないような場面や環境を作り出します
自分の自由を認めてくれない人が周りにいたり、家族から利用されてしまったり

では、その思考パターンは今必要でしょうか

我慢する場面はあるとしても、戦争中とは少しニュアンスが違うと思いますので、
必要以上に我慢する必要はないことが多いのではないでしょうか

この場合は戦争中の体験からできたトラウマだったり、不安や恐れの感情が優っていたりします
それを癒し、今望ましい思考パターンに置き換えてあげることで、我慢ばかりしなくても不安にならなかったり、恐怖を感じることはありません



次回に続きます
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