こんにちは!心理カウンセラーの石井浩二です。
今日は私の経験を交えながら、働く女性のみなさんに 心からのメッセージを届けたいと思います。
「仕事も家庭も、どちらも大切にしたい…」
「周りの期待に応えなきゃ…」
「もっと頑張らないと…」
こんな思いを抱えている方、とても多いと思います。
私自身、キャリアコンサルタントとして多くの女性の 悩みに寄り添ってきましたが、ある経験が私の考えを 大きく変えることになりました。
それは2年前。
大切なプレゼンを任されて、毎日遅くまで資料作りに 没頭していました。
完璧な資料を作らなければ、という プレッシャーの中、睡眠時間を削って頑張り続けた結果… ついに体調を崩してしまったんです。
その時、私の目の前が真っ暗になりました。
「これって、本当に私のためになっているのかな?」
「誰のために頑張っているんだろう?」
そんな疑問が、どっと押し寄せてきたんです。
実は、これがターニングポイントでした。
この経験から私が見つけた答えが「72点主義」
100点を目指すのではなく、72点で良しとする考え方です。
なぜ72点かって? 合格点の60点よりちょっと上、
でも頑張りすぎない。
そんなバランスが、私にはちょうど良かったんです。
例えば、会議での発言。
以前の私なら「完璧な意見じゃないと…」と
躊躇していましたが、
今は「まぁ、72点くらいの意見でいいか」って。
そう思えるようになったら、
不思議と発言できるように なりました。
家事だって同じ。
完璧な夕食を作らなくても、時には出来合いのおかずで
「今日はこれでいいや♪」って。
そうしたら、不思議と周りから「最近、笑顔が増えたね」って
言われるようになったんです。
この「72点主義」で私の人生は大きく変わりました。
心にも余裕が生まれ、
むしろ仕事のパフォーマンスも 上がったんです。
でもね、これは私の場合であって、
みなさんには みなさんの「ちょうどいいライン」があると思います。
大切なのは、
自分なりの「ほどほど」を見つけること。
それが、私からみなさんへの「心の処方箋」です。
完璧な私を目指すのではなく、
等身大の自分を受け入れることから、
新しい一歩を踏み出してみませんか?
みなさんの「私らしい働き方」が見つかりますように。
石井浩二|心理カウンセラー/キャリアコンサルタント