日常生活で、

家族や友人、職場の同僚と話していて、

「なぜか話がこじれてしまう」と

感じたことはありませんか?

 

もしかしたら、

それはあなた自身が気づかないうちに

働いている自己防衛バイアスのせいかもしれません。

 

自己防衛バイアスって何?

自己防衛バイアスとは、

自分の立場や意見を守ろうとする無意識の

反応のことです。

 

例えば、

誰かに自分の意見を否定されたとき、

心が瞬時に守りに入ることがあります。

この時、

脳は「自分が傷つく」と感じ、

防衛的な態度を取ってしまうのです。

 

 

 

自己防衛バイアスの理由とその影響

 

この反応は、

私たちの脳が自己保護のために

進化してきたことから生まれます。

脳は脅威に対して迅速に反応し、

自分を守るようにプログラムされています。

 

でも、

このバイアスが働きすぎると、

相手の意見を冷静に受け止めることが難しくなり、

誤解や対立が生じてしまうこともあります。

 

特に親しい人との会話でこれが起きると、

気まずい雰囲気やストレスが生まれることもありますよね。

 

 

 

心を開いて、

会話を豊かにするための3つのポイント

 

1. 自分の反応を意識する

まず、感情が高ぶったときに

「今、自分は守りの姿勢になっているな」と

気づくことが大切です。

この気づきだけでも、

感情の嵐に流されるのを防ぐことができます。

 

2. 深呼吸で気持ちを落ち着ける

シンプルだけど効果的な方法は深呼吸です。

深く息を吸って吐くことで、

心の緊張が和らぎます。

これにより、

自己防衛の反応が鎮まり、

よりオープンな気持ちで話を聞くことができます。

 

3. 相手の視点を考える

会話が難しくなったときは、

「この人はなぜそう考えるんだろう?」と、

相手の立場や感情に目を向けてみましょう。

すると、

自分の心の壁が少し和らぎ、

相手を理解する余裕が生まれます。

 

 

 

おわりに

自己防衛バイアスを克服することで、

会話の質は驚くほど改善されます。

まずは

小さな意識から始めてみてくださいね。

日々のコミュニケーションがより

穏やかで充実したものになりますように。

 

 

■「父親みたいな安心感を持った

  心と脳の専門家

  石井浩二|心理カウンセラー です。

 

毎日少しずつですが、「心理術や心理テクニック」を

わかりやすく解説しています。

 

みなさんの毎日が、ほんの少しでも

楽になったらいいなと思っています。

 

 

沢山の人にお伝えしたいのですが、

なにぶん私はもう、おじいちゃんなので(笑)

言葉が古かったり、、、わかりにくいかな?って。

 

がんばって毎日お届けするので

これからもよろしくお願いします!