山種美術館で
『生誕150年記念 上村松園と麗しき女性たち』
を観てきました
山種美術館は松園さんとのつながりが深く
多くの作品をお持ちです
こちらにはよく訪れているので
どれも一度は目にしたなという感じでしたが
個人蔵も２点出ており
見応えがありました
今回は表装についての説明もあって
松園さんがこだわっていた様子が分かります
『桜可里』の中廻しが可愛らしく
特に気になりました
（松園さんの作品と表装に着目した展覧会とかしないかなぁ）
第二章は美人画の時代ということで
鏑木清方や伊東深水
女性画家の作品を展示しています
第三章は女性表現の多彩な広がりと題して
京都絵美さんの『ゆめうつつ』を含め
第二会場で
美人画と言っても
個々の表現が違っていて
面白かったです
恒例の和菓子
『新蛍』にちなんだ『初ほたる』
杏入り練切でこしあんが入っています
いつもの事ながら
美味しいかったです
松園さんの魅力は
生え際
眉
そして透かし
あの部屋ごと持って帰りたかった〜
（絶対無理〜）
＊＊＊
山種美術館を後にして
静嘉堂文庫美術館へ
『黒の奇跡・曜変天目の秘密』
を観てきました
↓顔ハメパネルありましたwww
黒をテーマにした展覧会です
天目のいろいろから始まり
黒い工芸
黒い焼物と進み
最後に曜変天目です
Gallery4は今回
曜変天目だけの展示です
黒い部屋に浮かぶ曜変天目
何度見ても
美しさに圧倒されます
黒の展示に静嘉堂の展示室ってぴったり
雰囲気が良かったというか
全体としてまるっといい感じでした
心惹かれたのが
柴田是真作『柳流水蒔絵重箱』
五段の重箱なんですが
上から黒塗
四分一塗
潤塗
朱銅塗
青銅塗と塗り分けられています
美しいでしょう
歩き回って
結構疲れましたが
楽しい一日でした