『画鬼 河鍋暁斎✕鬼才 松浦武四郎』『復刻開館記念展 出光美術館の軌跡 ここから、さきへⅠ』 | かよちゃんのブログ

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念ずれば花開く~人生苦もありゃ楽もあるさ?~

静嘉堂@丸の内にて

『画鬼 河鍋暁斎✕鬼才 松浦武四郎』鑑賞


東京駅周辺美術館共通券の5館目
これで一冊終了
(現在 三菱一号館美術館休館中のため)
それぞれ行きたい展覧会があるので
一冊買い足しました

河鍋暁斎がメインかと思っていたのですが
松浦武四郎メインでした
松浦武四郎コレクションに絡む河鍋暁斎
「武四郎涅槃図」を描いた河鍋暁斎

いつの世にもコレクターっているのね…
というのが観ての正直な感想
伊勢擬革紙で巾着袋を作り
知り合いの文人達に
火用心と書いてもらったり
(暁斎は画を描いている)

太宰府天満宮の画を欲しがって
譲ってもらえなくて
じゃあ貸してって借りた挙げ句
返してなかったり

熱意が凄すぎる人でした

最後に曜変天目茶碗も出てますよ〜
地獄極楽巡り図も出てますよ〜

***

静嘉堂文庫から出光美術館へ移動

『復刻開館記念展 出光美術館の軌跡 ここから、さきへⅠ』を鑑賞



復刻開館記念展がこの後Ⅳまで続きます
会場に入ってのご挨拶に
長期休館とあり
あぁここって帝劇と一緒やった…と

新しくなって開く時は
きっと関西に戻っているだろうから
このシリーズが見納めなのかとしんみり

Ⅰは
古唐津
仙厓
中国陶器
オリエント
青銅器

こちらの美術館は
仙厓を数多く持っておられ
時々仙厓の展覧会をされていますが
タイミングが合わず
一度に沢山の仙厓を観るのは初めて

すごく良かったんです!
何で今まで観られへんかってん
と自分を責めました
(仙厓の本買ってしまった)

龍泉窯の青磁刻花芭蕉文水注と
景徳鎮窯の釉裏紅芭蕉文水注
窯の場所がすごく離れているのに
作られたものが似ているのは
明の政府からの指示で作っていたから
というのが面白いなと思いました

秋までにあと3回
しっかり観ようと思います