山種美術館にて
『日本の風景を描く』鑑賞

見応えありました!
石田武『四季奥入瀬』の連作4点
同時に展示されるのは初めてだそうです
春を描いた『四季奥入瀬 春渓』と
夏を描いた『四季奥入瀬 瑠璃』は
37年振りの展示です
(そして、個人蔵……)
特に『瑠璃』は
作品の奥から強い力が湧いてきて
訴えかけて来るように感じました
黒田清輝『湘南の海水浴』
額装に使われている生地が可愛くて!
山種に油彩があるのに驚きました
山元春挙『火口の水』
作者は写真に関心を持ち
自らも撮影
それを元に描いたこの作品の水面は
まさに写真のよう
田渕俊夫『輪中の村』
アルミ箔を使って描いた銀色の空が
目を引きました
千住博『街・校舎・空』
見る位置で印象が変わる不思議な感覚
千住博さんといえば滝なんですが
この様な作品も描いていらしたのかと
ちょっと衝撃でした
安原成美『雪原に立つ杉』
とにかく美しい絵でした
この方のオンライン講座の
アーカイブがあるそうなので
後で観てみようと思っています
いつも和菓子と抹茶を頂くんですが
お昼時でお腹が空いていたので
一度食べてみたかった
季節のにゅう麺を頂きました
湯葉や生麩が入っていて美味しかったです

最近の山種美術館
特別展の図録が出ていないんですが
今回は欲しかったです
日本画の勉強したいと思わせられる
展覧会でした
(もちろん描くのではなく知識として)