Movie:『麟の麒翼~劇場版・新参者~』 | おいしい鑑活!

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麒麟の翼~劇場版・新参者~ 通常版 [DVD]/東宝
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【TV録画】

ジャンル サスペンス
気分 原作が有名です
製作年/国 2011年/日本
配給 東宝
時間 129分
公開日 2012年1月28日(土)
監督 土井裕泰

東野圭吾の“加賀恭一郎“シリーズ最新作にして、
東野自身最高傑作と呼ぶ『麒麟の翼』が、
『新参者』『赤い糸』とドラマで加賀を演じてきた阿部寛主演で映画化。
監督は『ハナミズキ』など、細やか人間描写に定評のある土井裕泰。
ある事件の容疑者と被害者、それぞれの家族や恋人の知られざる一面を、
不思議な洞察力を持つ加賀がじっくりと追求していく。


麒麟の翼 (特別書き下ろし)/講談社
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TVドラマの『新参者』が、予想以上におもしろかったので、
劇場版も録画して、観てみた。

第一印象は、映画にする必要がどこにあるのか、ということ。
これだったら、TVのスペシャルドラマでも良かったような気がしたからだ。
まあ、劇場で観てないのに、こんな感想を抱くのはおかしいんだけど、
観賞後、劇場で観ればよかったとは、全く思えなかったのだ。

それは、映像的にも、脚本的にも、大きなスクリーンで観る意義が見出せなかったから。
作品の性格上、大迫力のアクションシーンがある訳ではないし、
展開が、あまりにもご都合主義すぎる感じがして、感動する要素が見出せなかったのだ。
原作を読んでいないので、良く分からないんだけど、
もしかすると、129分にまとめるために、はしょられた部分が、ケッコウあるのかも。

そうでも考えないと、東野圭吾自身が最高傑作と呼ぶような、
完成度の高さには、とても思えないのだ。
機会があったら、原作を読んで、じっくりと検証してみないといけないようだ。