こんにちは、ストレスレスな育児論を伝える現役保育士のかなりんです。

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人って自分の力を感じたい生き物です

自分の力を感じたときに幸福感が得られると感じませんか?

 

例えば

子どもだったら、補助なしで逆上がりができるようになったとき

そんな大きなことじゃなくても、砂あそびで砂山にトンネルを開通させたとき、だとか

自分の力で、自分の頭で考えて何かを成し遂げたとき

すごく充実感と達成感を感じられます

 

逆に

いちいち指示されて、大人の言う通りにただ作業して

大人の予想する「正解」のものが完成できたとしても

それは自分の作品ではなく、指示した大人の作品のように感じてしまいませんか

 

本当の本当は、自分の力で自分の頭で考えて、自分のしたいように何かをやりとげて

自分の力を感じたいのです

これは子どもだけではありません

大人も同じです

 

職場で「ああしなさい、こうしなさい」と

大人も指示されることがあります。

指示から外れたことをすると、注意されます。

そんなとき、自分の無力さを感じます。

 

言う通りにできない自分、自分で考えて行動したことが否定されたように感じる自分

嫌われてしまうのではないかという不安

自分はダメなんだと責めてしまう心

 

否定的な感情が一気に渦巻いて

自分の力を失ってしまいます

 

こんなとき、子どもの気持ちを思い出すのです

叱られて、指示されて、動かされる子どもの気持ちを

 

大人を怒らせてしまった自分は悪い子

言う通りにできないことへの無力感

自分の力が感じられなくて、ふてくされる気持ち・・・

 

だから私は、なるべく子どもには自分の力で自分の頭で考えて行動できるように接したいと思っています

それを実現する保育が「子ども主体の保育」と言われるものだと思います

 

今、子ども主体の保育に転換している園が増えてきていると聞いています。

子ども主体の保育は、きっと大人に対しても、同じように自分で考え、行動する力が求められます。

決まった対応というものが明示することが難しく、指示や命令だけでは成り立たないからです。

子どもにとっても、自分の力を感じやすい、そして関わる大人にとっても自分の力を感じやすい

そんな環境づくりを目指していきたいと思っています

 

今、子ども主体の保育をしている園とのご縁を求めて

転職活動をしています。

子どもの力を感じられるとともに、自分の力も感じて日々過ごしていきたい。

だんだん、転職の目的が明確になってきました。

 

また週明けも面接です。

納得いく職場と出会えるように

がんばります!

 

 

冬の蓮池。氷の上を歩くのはドキドキだったね。

これも自分の力試し、運試し。