ど素人骨董商の奮闘記 -2ページ目

骨董は、奥の深い世界です。

まったくのド素人の僕が、骨董の世界に入って驚いたのは、なんと幅の広い・奥の深い業界か!ということです。


テレビの「開運なんでも鑑定団」にも鑑定士の方々が出ていますが、やはり日本陶器・西洋陶器・古文書・掛け軸などそれぞれの専門家が鑑定するというのは、すべての分野に精通するというのは無理ということですね。


私の勤める骨董屋の店主も、陶器については知識は豊富ですが、絵に関してはほとんどわからないというような感じを受けます。本人は平気な顔して、お客さんが持ってくる掛け軸などに対してウンチクをたれてますが・・・。

フリーター生活。いよいよ始まりました!

さて、いよいよ骨董屋さんでのバイト生活が始まりましたー♪。


唐津、常滑なんだそれ。何がなんだか~さっぱり分かりませーん。


私の担当は、店主が業者市で仕入れてきた骨董品をネットオークションに出品することです。


一品一品説明を入力。陶器ならどこの焼き物?、キズは?、寸法は?などなどを入力していきます。そして写真撮り。一日中やりつづけます。


初日はなれないせいか8品しか出品できませんでした。うーん。むずかしいね。


伊万里と瀬戸では、どう違うの?店主に質問攻めです。こうして僕の骨董商への道は始まりました!

ポジティブシンキング全開!

テレビで派遣社員・フリーター・ニートの人たちの特集をやってた時は、「大変だなー。厳しいなー」と他人事のように見ていたのに、まさか自分がフリーターになるとは。夢にも思いませんでした。


とりあえずは、働く場所が見つかって良かったと安心する一方で、不安定なフリーター生活が始まると思うと落ち込んでしまいます。


でもよくよく考えてみれば、「アルバイトでも、ここで骨董品・古美術品について少しづつ勉強して目利きができるようになれば、将来独立もできるなー!」と「ポジティブシンキングお宅」(注:この言葉は、有名な神田昌典さんが使っていた言葉です)の僕は、こんな状況でも希望を見つけるのが得意でした!