スライム「NVDAくんの危険が危ない!!」

オプーナ「このセリフ、『のび太くんの危険が危ない!』と記憶していたので、ちょうどNVDAで『ノヴィダくん』とも読めることから、上手いこと言ったわいシメシメと思っていたのですが、調べたら『他の3人(しずか、ジャイアン、スネ夫)の危険が危ない!』だったようで、特に上手いこと言えていなくて残念でしたね」

ス「んなこたぁどうでもいいね。しかし、そんなどうでもいいことよりも、今日は面白いニュースを見かけたよ。
   何と、ブログ名の由来にもさせていただいている、ゲームの凄腕プレイで有名なおやつさんのゲームプレイ動画が、何と何とYahooトップページのヘッドラインで紹介されていたと!」

オ「ツイッターのリプライで、スクリーンショットを撮ってらした方がいるようで、記念にここでも貼り付けさせていただきましょう」



ス「おやつさん本人も言ってたけど、こんなのがトップに来るとか、あまりにもどうでもいい話すぎて、今週で一番クッソ笑ったぜぇ~!!」

オ「今週は始まったばかりですけどね。しかし、おやつさんのツイート当時はご本人が触れられていた通り否定的なコメントが多かったようですが、先ほど見たら、おやつさんを慕う者たちが集まったのか、いいコメントが増えていましたね」

ス「しかし『どうでもいい』とはいいましたがね、冷静に考えると、これめちゃくちゃ凄いですよね。一般人でYahooのトップに載ったことのある人が、世の中にどれだけいるかって話ですよ。や(っぱり)お(やつさんが)N(o.)1!!」

オ「コメントにも似たようなのがありましたが、どうでもいいゲームの話とはいえ、やはり1つのことを突き詰めるのは、こうしてニュースにつながることもある立派なことと言えそうですね」

ス「僕はねぇ、正直、おやつさんとか両津さんとか、自分より遥かに優秀でセンスのある人に、米国株オプション取引をやってみてほしいと思っているんだ。多分、米国株オプション取扱い証券口座を開くのがネックというかハードルが高いだけで、正直、日経平均オプションとかおやつさんの生業たる不動産投資とかより、遥かに商品として優れていると思うんです。
   僕はこれまでイマイチ利益を出せていないけど、有能な人が手を出した場合、果たしてどれだけの利益を出せるのか……ぜひ見てみたい。可能なら、『資金は提供します・利益が出たら利益の90%を差し上げます・損失を出しても何も負担していただく必要はありません』という形でもいいから、彼らの腕に、才能に、いわば投資をしてみたいと思っていますよ」

オ「まぁ、そんなことは不可能でしょうから、自分の腕を上げて自分がどれだけの利益を出せるか頑張ることに精を出すのがベストな考え方ですね。

 

…さて、では本題の取引に入りましょう。既に言っていた通り、週が明けて本日も、NVDAのコール買いに飛びついたということですね?」

ス「結局そうしたよ。また全力でね。まぁ記事タイトルでネタバレはしているけれど、振り返っておきましょうか」

オ「金曜日の時点でNVDAは既に頭打ちだったのではないかとスライムさんは思われていたようですが、市場スタート前、時間前取引では、伸びていますね。開始2分前、129.70ドルと、それなりに上がっています」



ス「やりますねぇ。しかし、さらに少し経って開始1分前、ちょっと下がりつつあったんだよね。



…これは…このパターンは最近おなじみ、開始直後上がって、その後グダグダ下がり続ける、いわゆる寄り天パターンだ!」

オ「時間前取引の動きだけで言うのも適当極まりないですが、どうなるでしょうか。

…市場が始まりました。開始10秒時点のオプション板がこちら、株価は129.88ドルと、好調ですね」

 



ス「ふむーん。多分、ちょっと上がって、少ししたら下がっていく気がするから、すぐには飛びつかない方がいいぞ…」

オ「1分53秒経過して午前9時31分53秒、あっさり大台の130ドルに到達していますね」



ス「騙されんぞ…」

オ「4分経過、あっさり131ドルに到達しましたが」



ス「騙され……てもいいや!!これは間違いない、今日は伸びるターンだ!!全力で注文に突撃準備ぃ!!」

オ「相変わらず我慢のきかないお人ですね。その後上がり、また若干下がって、先ほどの瞬間から2分経過して株価が全く同じになった瞬間(しかし、株価が下がった瞬間なので、コール約定価格も赤が目立つ)に、注文を決心されたようですが…」

 


ス「行くっきゃない、そうだな…やっぱり低価格コールで枚数を重ねた方が利は乗るだろうから…IVもなぜかそこだけちょうど低くなっていることだし、行使価格136ドルコールに突撃だ!!」

 



オ「しかし、注文のクリックをしている数十秒の間にも株価はまた上がりを見せ、Bid-Askもそれにともない結構伸びていたため、ちょうど注文を出した瞬間にBid-Askの真ん中あたりであった1.11ドルでの買い注文ですね。約定するでしょうか」

ス「来い!!」

オ「…という願いも空しく、株価は大きく上昇を続けています。既に注文の1.11ドルは、Bid(=買い注文最高提示価格)の遥か下に転落してしまいました」



ス「ちぇっ、乗り遅れたか…。ま、もう出しててもムダだから、この注文はキャンセルだな。キャンセルポチー」



オ「しかし上記画像は注文を出してから数分経過時点だったわけですが、この画像の通り徐々に株価は落ちてきており、ひょっとしたらこのまま待っていれば約定したかもしれませんよ」

ス「そう、この下がりを見て、過去の教訓が浮かんだのです。慌ててはいけない!『注文を・出したつもりで・一歩待て』という五七五の標語が、僕の頭を駆け巡った!

   キャンセルしたのは、この下がりが何かキナ臭さを感じさせるものだったからでもあるのです」

オ「虫の知らせだったのか、さらに1分後、株価は131ドルを割って130ドル台に転落、先ほど1.11ドルで買おうとしていたコールは、今やBid 0.95のAsk 1.03ドルにまで沈んでいます」



ス「1.11ドルで買っていたら一瞬で10%以上の暴落…死んでいたね。やはり慌てちゃいかんのですよ。慌てて飛びつくようなのはクソザコ投資家、はっきりわかんだね。
   ハッキリ言って、NVDAはここから落ちていくでしょう。プットを買ってもいいかもしれんな…」

 


オ「それから10分経ちました。株価は落ちるどころか、もう132ドルにも達しようとしているんですがそれは」

 



ス「……。(カチカチ)」(無言で注文ポチー)



オ「結局また飛びついてしまったようですね。さすがはクソザコ投資家代表、今言ったばかりのことをあっさり反故にする、鮮やかな手の平返しっぷり!!」

ス「NVDAはバブル真っ只中ですからね、下がるわけがないんだ!ここで下がるかもしれないなどと考えるのはクソザコナメクジ以下のカスの思考、これは伸びる、間違いない!
…しかし、ちょっと安全を期してさっきより1段階低い行使価格135ドルコールを、キリよく30枚、価格もキリよく1.50ドルで注文だ!」

オ「注文を出した瞬間、タイミングよく一瞬株価が下落したのをきっかけに、ドキドキする間もなく、1秒程度で約定しました」



ス「キエェェーー!いざ約定したら、やっぱり『やってもうたか?!』としか思えないね!!直近取引価格はもう1.48ドルだし…って、あれ、僕の注文が吸収されて買いポジションの緑三角形になった瞬間画像を撮ったんだけど、そんなすぐ誰か別の人が約定させたのかな?」

オ「後ほど履歴画像を載せますが、非常にラッキーなことに、スライムさんの1.50ドルの指値売り注文全30枚が、1.48ドルで約定していたようです」

ス「うほっ、それはラッキー!差額の0.02ドル x30枚ってことは、それだけで60ドル=6000円以上浮いたことになるからね、こいつはクッソラッキー!!」

オ「良かったですね。いいことは続き、約定後1分経過しまして、株価は132ドルをあっさり突破、既にBidが1.50ドルと、買値以上で売却できることが確定している状況です」

 


ス「もちろんまだ売らないさ」

オ「この先NVDAがどう動くかですね。

 

…と、それから15分経過しました。残念ながら伸び続けることはなく、株価は131ドル台に戻っています。幸い購入済みコールのBidは1.50ドルのままですが…」

 


ス「きっとまたすぐに伸びるさ。…ホレ、言ってるそばから、1分と経たずまた伸びてるぞ」

 



オ「良かったですね。

   その後横ばいが続いていましたが、午前11時少し前、また伸びてとうとう133ドル突破です」



ス「強いね。1.48ドルで買ったコールは、もう1.9ドルで売れるかどうかって所か。…やっぱり、どう考えてもNVDAの動きは強いから、もう少し粘りたくなってしまうな。もうちょい様子を見ましょう」


オ「さらに1時間弱経過、ついにBidが1.90ドルとなり、1.90ドル以上で売れることが確定していますね。それでもさらに粘ると?」

 


ス「もうちょい強欲に行こう。そうだな、やっぱり、大台の2ドルを超えて売れそうならば、これはもう十分ということで、そうなったら考えましょうか」

 


オ「さらに1時間経過し午後1時少し前、株価は134ドル突破です。コールも、Bidが2.04ドルと、余裕で2ドルを超えているようですが?」

 


ス「いいね、さすがにそろそろ欲張らず売ろうか、と思ったら、この上がりは割と一瞬で、すぐに1.9ドル台に戻ってしまった」

オ「せっかくのチャンスを逸したかもしれませんね」

ス「しかし、金曜日売った行使価格125ドルコール、今ふと見たら、まさかの9ドル超え!!タラレバだけど、金曜日4ドルなんかで売らずに10枚持ち続けていたら、今頃9000ドル以上になっていたのか!!む~ん、これはちょっと残念だね!!」

オ「完璧な結果論ですからね、リスクは非常に大きかったですから、私は、手離しておいて正解だったと思いますよ」

ス「ま、損したわけじゃないしね。よくあることだし、オプション取引ならまたいくらでも取り戻せる話でしょう」

 


オ「…などと言っていたら、それから20分ほど経過して、またまた伸びてきていますよ。株価は+5%超えで、コールはついに、まさに2.10ドルで取引が行われた瞬間を捉えることに成功しました」

 


ス「捉えることに成功しましたとか言ってる場合じゃねぇ、そろそろいいタイミングでしょう。僕もその2.10ドルでの売却を目指すぞ!」

 



オ「Bidからはやや離れた注文だったのですが、上昇中のいいタイミングだったのか、注文は出した瞬間に吸収され約定しました。買いポジションを示す緑三角形、無事に消失です」


 


ス「うっしうっし、いいね!これで、1.48ドルで買ったものが、わずか3時間ちょいで、2.10ドルで売ることに成功したということで、粗利益は+41.89%か!!
   4450ドルちょいが、手数料差し引き6285.50ドルになって戻ってきたってことで、これは実に喜ばしいね」

オ「しかし、あえて言うまでもありませんが、リスキーであったことには変わりがありませんよ。思い切ってコールを購入後、ちょうど朝一買いそびれた後みたいに下落し、そのままズルズル下がってしまっていた可能性だって十分あったわけです」

ス「いつかバブルは弾けるからねぇ…。ハッキリ言って今日はNVDA以外もかなり好調で、まさに米国市場がバブってないか?…と思わん限りで危険極まりない気もするんですが、しかし、このビッグウェーブに乗らないのも勿体ないし…」

オ「どこで見切りを付けるかが、腕の見せ所かもしれませんね」

ス「…まだ、もうちょい行ける気はするけれど…」

オ「本日は、まだ市場終了まで時間はありますが、既にスライムさんは買い→売りと1往復取引を済ませてしまったため、再エントリーが不可能ですね」

ス「気楽に様子を見ましょう」

 


オ「…と、あっさり市場終了までワープ、非常に珍しいことに、今回スライムさんがコールを売ったのは、本日の天井オブ天井、ほぼ最高値の、コールを売る最高のタイミングで売却ができたという形だったようです」



ス「これまたラッキーだったね。偶然以外の何物でもないけど。まぁ、時間後取引ではまた伸びているから、手離さずがっちりキープの方が正解なのかもしれんけどね。でもどうなるかは分からんし、また明日伸びていたら、様子を見てバブルの恩恵に与ろう」

オ「慌てないこと・欲張らないことが肝心ですね」

 

 

 

 


オ「本日、本命株・NYMXは、それなりに下がって3ドル台に突入して取引を終えたようですね」

 


ス「よしよし、このまま行けば売却したコールは紙くず化するね。さらに、来年満期のコール買い増しも安くできるだろうから、願ったりだ。もっと下がっておくれ!!」

オ「ホルダーでありながら下がることを祈るとは何とも自分勝手極まりないですが、ニュースが来るまではこんな感じの行ったり来たりが続くでしょうし、その間に余力を大きく伸ばせればスライムさんとしては万々歳ですね」

ス「ま、上手く行っている時こそ慎重に構えるべきだね。…とか言いつつ結局また性懲りもなく全力投資すると思うけど」

オ「常に当て続けることは絶対にできない、ということを、ユメユメ忘れるなかれ、ですね」