スライム「動きがないのにボロボロとは何のこっちゃという話ですが…」


オプーナ「つまり、株価は前日終値と比べてそこまで大きな違いはなく、むしろ前日比プラスで粘ってくれているぐらいであったものの、ちょっと伸びた後一気にガクッと落ちたという上昇ムードをぶち壊すような動きにより、購入したコールの評価額はズタボロになってしまった、ということですね」


ス「『つまり』と言った割に、全然つまっていない長ったらしい説明だね。

 

   それはともかく、全力で余力資金を突っ込んだ後という大事な時なのに、今日僕は市場開始後しばらくの間修行の旅に出ており、市場に張り付けなかったのです」


オ「それはいけませんね」


ス「まぁ、たかが投資よりも修行の方が大事だ。一応市場スタートより結構前の時点の時間前取引では上がっていたので期待していたんです。…で、しばらく経ってお昼前、戻ってきたら、NVDAチャートはこんな感じでした。

 


…お、(一応株価)上がってんじゃーん、と思ったんですが、最初にオ師匠が述べた通り、ちょっとした上がりから午前10時過ぎ、一気にドドドっと下落してしまった後ということもあり、オプション板を見たら、購入済みのコール価格はボロボロでした」

 


オ「スライムさんは昨日このコールを0.11ドルで250枚購入されましたから、現在Bid 0.04のAsk 0.05で、評価額は半額以下になってしまいました。これは残念ですね」


ス「やはり1日待つべきだったな。今なら同じ資金で、このコールを2倍の500枚以上買えたことになるからね。でもまぁ、こればっかりは結果論だ。今日続伸していた可能性だってあったわけだからね、その場合は『昨日これはヤバイかもと心配したけど、上手く買えていて良かった』となっていたわけで、未来は誰にも分からないのだ」


オ「市場開始後、まだ結構な下落前の、株価が伸びていた時点でのオプション板は残念ながら記録できませんでしたが、普通に考えれば、恐らく購入時より高く売ることも可能だったでしょうね」


ス「どう都合よく考えても、チャートを見ると最高で100.6ドルをちょっと超えていたぐらいですか、この程度の上がりで昨日買ったコールを売却するという結論には、僕には100%絶対に辿り着けなかったと思うので、市場に張り付いていたとしてもこの惨状は変わっていなかっただろうからね、そこは残念なポイントではないね」


オ「コールが完全に紙くず化してしまう前に損切りをして、今一度次のタイミングを見計らって出直すという選択肢もあるわけですが、そうはされないんでしょうね」


ス「当然、ここは放置ですよ。株価が下がり続けてるわけじゃないからね、そのための2週間先満期のコールだ。半額以下にはなったけれど、まだまだ全然、余裕で復活の目はある」


オ「しかし、いつまでも引っ張るわけには行きませんから、このまま冴えない動きが続いた場合、どこで手を引くかは考えておいた方がいいかもしれませんよ」


ス「まぁ、少なくとも来週半ばまでは様子を見ますよ。一応、最近NVDA株価は続伸ですから、そこまで悪い選択でもありますまい」


オ「上手く伸びてくれることを祈る他ありませんね。


…さて、先ほどのお昼前の様子から、その後NVDAはどうなったでしょうか。

   ↓は午後1時の時点です。株価は午前中の最高値を超え、100.7ドルも超えるか、という所ですね。コール価格も徐々に回復しつつあります。購入額にはまだまだ及びませんが、評価額自体は、前日比プラスになりました」

 


ス「ほっ!えぇじゃないの。実をいうと今日のブログ記事タイトルは午前中の時点で決めたものなので、この先どうなるかは、これを書いている現時点でもまだ分かりません。もしかしたら、このまま株価が上がり続けて、コールもズタボロ状態から一転利益を出せるようになるかも…?!」


オ「どうなるでしょうね。楽しみに待ちましょう」

 


~午後3時~


オ「市場終了まで残り1時間となりました。NVDA株価は101ドルを超えていますが、午後1時半過ぎを頂点にダラダラと横ばいな感じであり、購入済みコールはディープアウトオブザマネーであることもあってか、思うほどの伸びがなく見放されてしまったようで、見捨てられたオプション特有の、理論的な値からはかけ離れた無意味に高いAskが入っています。

 

 

…その結果評価額自体は前日比プラスですが、これは意味のある値ではありませんね。上にあるコールやBidの低さから考えて、事実上、前日比マイナスといって差し支えないでしょう」


ス「ありゃま、イマイチだね。株価自体は1%以上の伸びだというのに、結局コール価格はてんでダメな感じか。
…やっぱり、午前中の垂直落下が痛かったな。あれがコール価格を破壊してしまった」


オ「一気に一時前日比マイナスにまで下がっていたみたいですしね。あの下落がなく、ジワジワと伸び続けていたのならば、コール価格も文句なく上がってくれていたかもしれませんね」


ス「まぁでも、株価が前日比プラスであっても、日中ほとんど横ばいが続いてるようじゃ、時の流れに打ち勝てないような気もするけどね」


オ「まさにその通りで、その後もジワリと株価は上がっていましたが、時間的価値の消失に打ち勝ってコールの値段を押し上げるほどではなかったようです。

 

 

   本日は結局、株価自体は上がってくれましたが、驚くほどの伸びではなく、また日中大きな下落もあったことで、結果的に事実上保有中のコールはボロボロになってしまったと言える形で、記事タイトルの通りになってしまいましたね」

 

ス「つまり、明日以降に期待だ」

 

 

 

 

 

 

 

オ「本命株・NYMXは、日中ずっと前日比マイナスでしたが、最後の30分でおもむろに立ち上がり、前日比プラスで取引を終えたようです。もちろんニュースは特に来ていません」

 

 

ス「カバードコール売りは、最低入札価格0.05ドルで100枚の注文を出し続けたけど、約定ならずだったね。もう少し早く満期が差し迫っていることに気付けばよかったな」

 

オ「売り注文を出し始めたのが、少し遅すぎたかもしれませんね。もっとも、ちょっと早く気付いていても、欲をかいて高値で売り注文を出し続けてしまい、結局売りそびれていたかもしれませんが」

 

ス「ま、来月満期はもう新ニュースが来て爆上げしている可能性が高いからね、これのカバードコール売りには手を出したくないな」

 

オ「ニュースは来週来るのではないかという噂もありますが、のんびり待ちましょう」

 

 

ス「余力全力ギャンブル中のNVDAは、一応株価は続伸してくれているけど、この伸びは続くのかしら。今日は市場も全体的に冴えていたけど、いつ落ちるか分からんからね、不安・心配は尽きないな」

 

オ「こちらものんびり待ちましょう、と言いたい所ですが、こちらは満期の存在があるため、あまりのんびりもできませんね。値動きを見て、どう対処すべきか冷静に考えましょう」