スライム「泣くのは自分次第  笑うのも自分次第  さぁどうすンのか決めねば…」


オプーナ「昨日、利上げのニュースで突然大上がりしていた金鉱株に手を出したいというお話でしたね。しかし、デタラメに投資しても失敗するのは目に見えています。何か考えはおありですか?」


ス「ないよ。そもそもどんなに考えたって、どれだけ確からしい理論に基づいて科学的な分析・予想をしたって、先のことなんて結局誰にも分からないことに気付いたんだ。だから――そのうちぼくは考えるのをやめた」


オ「しかし、だからといって直感頼りの投資をしていてはいずれ破滅します。そんな投資をし続けてきた結果は、まさにスライムさんの通算損益に表れていますね」


ス「そう、だから考えるのをやめることをやめて、少し考えたんだ。結局100%当たる予想なんてないんだけど、少しでも何か手がかりになるものを持てば、手探りの直感よりはいいんじゃないかってね」


オ「無駄な前置きが長いですね。とっとと本題に入りましょう」


ス「そう、未来が分からないなら、過去を見ればいいじゃない、ということで、これまでの利上げ/利下げで金鉱株がどう動いていったのかを振り返っておけば、丸腰で特攻するよりはきっといいでしょう?
   アナリストの予想や、難解な理論に基づいた統計指標分析なんかでさえも、僕は正直全く信用ならんと思っていますが、客観的な、純然たる事実である過去のデータなら別です。信じる信じないも何も、それは実際に市場で起きた結果であるんだから、これを参考にしない手はないでしょう。
…ってことで過去のデータだ!さぁ、とっとと用意してくれ!」


オ「利上げデータについては、検索すればいくらでも出てきますが、見やすい表でまとめてくれているこちらのサイトのデータを使わせていただきましょう」


https://www.thebalance.com/fed-funds-rate-history-highs-lows-3306135

 

 

ス「いいじゃないの。この金利変更発表日と、金鉱株の値動きを見比べてみるんだね。僕はやっぱりボラが好きだから、金鉱株3倍ブルETFのNUGTか、3倍ベアETFのDUSTに投資したいんだけど」


オ「しかし、それら3倍ETFは割と新しい商品で、取引が始まったのは2010年12月と、あまり長いデータがありません。
   そもそもETF自体が株式よりも遥かに歴史が浅く、NUGTに限らずそんなにデータが存在しないことが多いのですが、少なくとも、レバレッジなしの金鉱株1倍ETFであるGDXという銘柄は、10年以上の歴史があるようです」


ス「10年ありゃ、まあ少しは傾向も見れそうだからいいんじゃないの?むしろ、あんまり古くても参考にならん可能性もあるからね、そもそも他にいいデータが存在しないわけだし、これがちょうどいいってことにしておこう」


オ「対象銘柄はほぼ同じでしょうから、このGDX、昨日見た金鉱株3倍ETFであるNUGTとは、チャートの形状はほぼ同一ですね。


(昨日市場終了時点でのGDX1年チャート)

 


(参考: 昨日貼ったNUGTの1年チャート)


   昨日NUGTは+22.24%でしたが、GDXは+7.69%と、しっかり3倍程度の差になっています。よって、GDXのチャートを見ておけば、NUGTの投資にもそのまま適用可能な傾向が見られるということになるでしょう」


ス「ええじゃないの。いい加減さっさとデータを見ましょうか」


オ「こちらが、GDXの、取引開始である2006年5月22日から、昨日2017年3月15日までの全期間チャートです。右軸が株価で、左軸が出来高ですね。金利変更のあった日付は、利上げを緑、利下げを赤で示しました。日付が重なっている所もありますが、後ほど拡大して見てみましょう」

 


ス「ほぉ!これは……傾向が……あるのか?」


オ「実はこの11年で、利上げ/利下げはそれ程頻繁には行われていなかったようですね」


ス「赤矢印で示した所、利下げに次ぐ利下げで、ついには実質ゼロ金利になったというのが2008年末だったようだけど、まぁ、利下げの度に金鉱株が下がっては…いると言っていいのか、コレ?何か矢印にごまかされてる気もするけど。
   そして緑矢印で示した最近の利上げ、これは一応、利上げのたびに金鉱株は上がっているようには見えるね」


オ「順番に見ていきましょうか。GDXの取引が始まってからは、2006年6月29日が初めての利上げだったわけですが、この年は実は1月末から連続して既に3回(この日で4回目)も利上げが行われていたようです。
   これ以前の時点でまだGDXが存在していなかったのが残念ですが、少なくともこの年最後の利上げを行った後は、明らかに金鉱株は横ばいを続けていますね」

 


ス「うーん…。もうこの時点で結論は見えてんじゃん。残念ながら利上げと金鉱株の動きに相関はなさそうということだね?仮にあるとしても、少なくともこの時は『全く金鉱株の動きに影響を与えなかった』という事実が存在する、ということは揺るぎないね」


オ「統計分析をするまでもなく、そのようですね。しかし折角なので、次に相次ぐ利下げのあった2007~2008を見てみましょう。変更後の利率が赤で示してあります」

 

 

ス「うーん…。利下げ後、下がることが多いような気もするけど、そうじゃないことも普通にあるな。
   そもそも、最初の全体チャートを見ると、ゼロ金利に突入してから、金鉱株はかなり右肩上がりになっているじゃあないか。
   しかしその後は2011年末辺りを頂点として、大きく下がり続けている…。やっぱり別に金利と金鉱株との間に、大して相関はないんじゃないか…?」


オ「そして割と最近の、久々の利上げですね。こちらが2015年12月の利上げ後、3か月程度のGDXチャートです」

 

 

ス「まぁ、上がっちゃいるけど、よく考えたら僕が見たいのは利上げ後即の話なんだ。そんなに先じゃない満期のオプションを買う予定だから、今日明日来週で金鉱株がどう動いていくかを知りたいわけだからね。…で、これを見ると、ずっと横ばい…。むむむ…」


オ「最後は昨年末の利上げ後から、昨日までのチャートです」

 


ス「…結論!どうなるかは全く傾向が掴めん!!全力投資するつもりで記事タイトルにもそう書いちゃったけど、これは考え直した方が良さそうだね」


オ「そうでしょうね。慌ててエントリーする意味はないでしょう。もう少し傾向が見えてからでも遅くはないのではないでしょうかナ。

 


…と、ここまでが、実は昨日市場終了後に書いておいたお話でした。さて、利上げ発表から一夜明けて本日木曜日、金鉱株はどうなったでしょうか?」


ス「これは楽しみだぞ、さぁ!」


オ「こちらが市場開始前、時間前取引の状況ですね」

 


ス「前日終値9.29ドルから、現在9.79ドルで取引中!おらおら、やっぱり来るじゃないか金鉱株!!」


オ「本取引が始まってからは分かりませんが、時間前のこの時点で5%以上アップですね」


ス「しかし実を言うとだね、金鉱株ブル3倍ETFのNUGTのコール買いではなく、金鉱株ベア3倍ETFのDUSTのプット買いも、いいんじゃないかという気がするんだよ。

 

   一つには、現在の株価はNUGTよりもDUSTが大きいので、同じパーセント変化率でもDUSTの方が絶対値の変化が大きいから、オプションの動きも大きくなるんじゃないかって気がするからね。何となくで言ってるだけだから、そんなことはないのかもしんないけど。
   あとそれから、3倍ETFには減衰効果がかかるからね。さらに加えてETFには信託報酬がかかるから、その分自然に微下がりし続けるとも言えるんです。よって、金鉱株が大上がりすれば、ETF株価自体が大下がりするのに加えて、減衰効果・信託報酬分も含めてガンガン下がっていくんで、プットの利益はさらに倍してドンと大きくなる気がするんですよ。
   ついでに最後つまらん理由としては、DUSTは通算損益で大きく損を出しているからね、これを利益にもっていければ、見栄えが良くなるんだ」


オ「最後の理由は非常にどうでもいいですね。1つ目の方も、同じ変化率で株価の絶対値変化は大きくなりますが、株価自体が大きい分、オプション価格の変化は小さくなる(=株価が相当大きく動かないと、思うような利益は得られない)ようになっているのではないでしょうか」


ス「つまり…どういうことだってばよ?」


オ「こちらがDUSTのオプション板です。

 

 

   NUGTでは行使価格が数段階も変わればオプション価格は一気に小さくなっていた…ちょうど先ほどのNUGTオプション板1画面内で既に紙くず化直前のボロオプション価格になっていましたが、DUSTはコールもプットも、1画面内ではまだまだしっかりとした値段がついています。つまり、株価変化に対するオプションの価格変化は相対的に小さく、むしろ利ざやを得にくいとも言えるかもしれません」


ス「DUSTの場合、変化率がメチャクチャ大きくってメチャクチャな利益が期待できるタダ同然のボロオプションを買うには、現在の株価から相当遠い行使価格じゃないといけないということか」


オ「少なくとも現時点のオプション板を見る限りそうなっていますね。もっとも、それも行使価格の「差」ではなく「比」に目を向けると、必ずしもそうとも言えないかもしれませんが。
   また、スライムさんの挙げた2つ目の信託報酬分の目減りや減衰効果ですが、これはごく短期間ではあまりにも小さいもので、全く関係無いでしょう。仮に関係あったとしても、その分はオプション価格に織り込み済みになっているはずなので、特にベアETFのプットがブルETFのコールより優れているということにはならないと思われます」


ス「うーん、でもやっぱり、3倍ETFは基本下がるものであって、ブルのコールよりベアのプットの方がいいんじゃないかな、って気もするけど…」


オ「では流通量を見ておきましょう。既に先ほどのDUSTオプション板では、プット側の項目を右にスクロールして表示させてありますが、発行済オプション枚数=建玉であるOpen Interestは、数百枚ぐらいですね。それなりに取引されているとは言えると思いますが、NUGTのOpen Interestはどうでしょうか。

   コールの画面を右にスクロールさせて見てみましょう」

 


ス「げぇっ!!数千枚から1万枚を超えるものまで!!株価の違いを考慮しても、圧倒的な取引量の違いだね。やはり数は正義だからね、流通量が多ければ多いほど、いざ売買したい時に、微妙な注文も引き受けてくれる人が現れて、取引がやりやすくなるってもんだ。よし、それなら納得だ、やはりNUGTのコールに焦点を当てるとしよう」

 


オ「市場がスタートしました。NUGTすなわち金鉱株は、好調な出だしのようです」

 

 


ス「よし、しかし現在僕には余力が全くないから、まずは資金を手に入れるところからだ。オプション売りサイクルを回していたRADは、売却済みコールを買い戻して、現物株を売り払っちゃいましょう」

 


オ「市場開始前の時点で、売却済みのコールは、Bid 0.06、Ask 0.08のようですね。時間前取引では株価が上がっていることもあり、どうしてもコールをすぐに買い戻したいなら、買い注文をAskにぶつけた方が安全でしょうが…」


ス「しかし、僕には今、このコールを月曜日に売却して得た18ドルぐらいしか余力がないんだ」


オ「0.09ドルでコールを3枚売却して、27ドルマイナス手数料9ドル程度で、18ドルしかないんでしたね。そうすると、3枚買い戻すのは1枚0.06ドルが限界ということになりますね」


ス「非常にラッキーなことに、僕の使っている証券会社では、0.10ドル以下のオプションを買い戻す際、『ボロオプション買い戻しサービス』みたいな特典があって、なんとオプション取引に手数料がかからないんだ!」


オ「取引所に払う手数料・Feeはかかりますが、証券会社に払う高い手数料・Commissionは無料だという話でしたね」


ス「ってことで、注文画面も画像に既に載せましたが、僕が今出せる本当にギリギリ、合計18ドルで、コールを買い戻しましょう」


オ「しかし、約定するでしょうか」


ス「ついでに本命株・NYMX。これはオマケ程度だけど、資金が増えたら嬉しいので、こちらのカバードコール売りも仕掛けるよ」

 

 


オ「既にここ数日何度か話題にしているので特に繰り返しませんが、来月満期の行使価格4ドルコールを、コール価格0.20ドルで55枚、もしも売れたら、1000ドルゲットですね」


ス「…と、ここでネタバレですが、残念ながらこれは売れませんでしたね。NYMXからの余力ゲットは、本日はナシ。


   しかし、RADの方はどうなった…?」


オ「市場開始からしばらく経過、株価は上がっていたため望みは薄かったのですが、幸いなことに、気付いたら売れていました。売りポジションを示す赤色の三角形が消失しました」

 


ス「オッケーイ。そんじゃ早い所現物株300株を売っちゃいましょう。RADは何だか回復していきそうだけどね、こちとら金鉱株取引に忙しいんだ」

 


オ「この時の株価と同じ、4.97ドルでの指値売り注文ですね。その後RADの株価は上がったため、無事に約定です」

 

 


ス「よし、これで手元に1480ドルちょい戻ったね。さぁ金鉱株は!まだ本格的な爆上げ前であってくれよ~、間に合ってくれ…!!」


オ「えぇー、余力が戻ってきた午前10時30分過ぎ現在、むしろ前日比マイナスに転落しています。
   オプション板は、明日満期の分はさすがに近すぎて扱いづらいため、来週満期のをメインで表示してあります」

 


ス「ガヒョーン!何じゃそりゃ!!でもまぁ、直感が限りなく当たらない僕が100%絶対上がると思ってたから、そんなもんだろうね。
   市場開始直後に余力がなくてむしろよかったな。余力があったら、開始後即コールを全力買いしていたかもしれない」


オ「慌ててはいけないということですね」


ス「うーん、どうだろな、でもこっから一転急上昇する気もするんだけど…。
…そうだな、何もないよりはマシだから、全然信用できないけど、テクニカル分析でも見ておこうか」


オ「ETFに対してテクニカルというのもおかしな話かもしれませんが、ETFはそのセクターの平均的な動きを示しているわけなので、平均的な動きの統計的な予測という意味では、全く無意味とも言い切れないかもしれませんね。こちらが現在のNUGTのテクニカル分析結果です」

 


ス「…何やねんコレ、強気指標も弱気指標もマゼコゼ、全く参考にならんやないかーい!」


オ「非常に難しい動きということでしょうね」


ス「結局一番当てにならない自分自身の直感に頼る他ない感じか…。ま、こうとなったら急ぐこたぁない、落ち着いて様子を見まひょ」

 


オ「お昼過ぎ、午後12時を少し回りました。NUGTはなおも下落、少し前には8ドル台にも一瞬突入していた程で、9ドル前後でせめぎ合っている感じですね」

 


ス「まぁETFは単一株じゃなくて、全体の動きの総称であるからして、切りのいい数字というのは全く何の意味も持っていないだろうけどね。
…うーん、しかし難しいぞ…。長い目で見れば金鉱株は上がっていくようには思うんだけど、ごく短期でどう動くかは分からないし、そもそも僕のその直感が当たる確率自体もの凄く低いし…」


オ「あえてエントリーする必要もありますまい。待つ勇気も大切です」


ス「タイトルで『行くぜっ!全力投資』って書いちゃったけどね」


オ「そこは、無責任モンスターよろしく、『既に本命株に全力投資はしているから、ウソは言っていない』とでも開き直ればいいんじゃないですかナ」


ス「…違ぇねぇ、」


ス・オ『ハハハ!』

 


ス「…って、そんな下らねぇことで笑ってる場合じゃねぇぞ!やはりどちらに動くにせよ、金鉱株の動きは利上げにより活発になる気がしますからね、様子を見て、ぜひエントリーしようと思いますよ」


オ「過去のデータを見て、『利上げしても特に金鉱株の動きに影響はなさそうだ』と考えたばかりなのに、結局自分の直感で結論付けるとは、典型的な愚か者の思考ですね」


ス「まぁそう言いねぇ。利上げのみならず、市場全体の雰囲気からも、金鉱株回帰の雰囲気を感じるんだ。…結局、結果さえ出せばいいわけですからね、結果で黙らしてやりますよ」


オ「結局結果が出せずに、スライムさん自身が黙ってしまう姿が目に浮かぶようです。


…さぁ、時刻は午後2時になろうかという所、NUGTの動きはどうでしょうか」

 

 

ス「ついさっきまで9.2ドルを超えるぐらいに回復していたのに、また急に下がってきたね。
   うーん、難しい!しかし、大きく動いてからでは遅いというのも当然の事実としてあるんです。ここで大賭けせねば勝利はない…。爆益を~取りに行くぜぃ   いざ!気合い根性満開覚悟情熱全開!!」


オ「欲張らず、大きく動いてしっかりと傾向が見えてから、その波に乗らせてもらう、というのも大切な戦略だと思いますよ。


…さて、気合い全開と叫んだスライムさんでしたが、さすがはクソザコナメクジ投資家、叫んだだけで全く根性を見せず、日和見の様子見を続けたまま午後3時を回ってしまいました」


ス「横ばいの時は、時間的価値が削られるのみですから、急いで買いに入る必要などないのです。さて、15時も回ってNUGTの動きは、どれどれ…

 

 

 

…横ばいじゃのぅ。今日のチャートをおさらいしておこうか」

 

 


オ「基本的に本日は右下がり後、横ばいですね」


ス「これで、金鉱株上がり派の立場から、都合よく『明日になったら一転回復する!』と期待してコール一点張りするのが昔の僕ですが、さすがにそうそう都合よくはいかないということは、いい加減学んだぞ。しかし、下がり続けず踏ん張ったという点は評価できる気もする…」


オ「無理してエントリーする場面でもないと思いますが」


ス「そんな気もするけど、やっぱり迷った時は楽しい方を選択しよう。
   買うのと買わないの、どっちが楽しいかは言わずもがな……よし、それなりに余力全力で、どっちに動くかは分からないから、コールとプットをほぼ1対1で買うとするぜぃ!」


オ「その場合、金鉱株が上でも下でもどちらでも大きく動きさえすれば利益を得られますが、あまり欲張って枚数を重ねるために価格の低すぎるオプションを購入すると、共倒れになる危険性もあるので注意ですね」


ス「そうだなぁ、ま、あまり欲張らず、行使価格10ドルコールと、行使価格8.5ドルプットで行こうか。先ほどのオプション板にある通りこれらは似たような価格だから、同数買いで、ロングストラングルだね」

 

 


オ「先ほどのオプション板画像時点からもまたそれなりに様子を見ており、注文時には実は既に午後3時45分を回っていましたが、どうでしょうか」

 

 


ス「約定しないね。株価が行ったり来たりで、いい塩梅で両者の価格が動いてきて後一歩で約定、って感じにはなってるんだけど、もう残り時間10分も切ってごく僅かだから、妥協して注文を1段階上げてAskにぶつけようか。こういう、どうしても約定させたいための『注文すり寄せ』パターンはその後失敗しかなかった気がするけど、まぁしゃあない」

 

 


オ「修正後、提示価格はAskと同値であり、枚数比も1:1と問題ないキレイな形だったため、さすがに即約定しました。

 

 

 

…満期は来週、コールもプットも25枚ずつで、合計1300ドル程度のお買い上げです」

 

ス「よろしゅうどす。後は、こっからの金鉱株の大波に期待だ!!頼むぜナゲット軍!!」

 


【本日の最注目銘柄】


ス「今日はもう長すぎるから、トップ値上がり率の銘柄に触れて終わりだ」


オ「船舶輸送関連がまた火を噴いています。本日米国市場トップはTOPS、2位には懐かしの元保有銘柄・GLBSが来ていました」

 

 


ス「こいつらは火を噴いたらしばらく爆発し続けることが多いからね、どちらもオプションはないから僕は手を出さないけど、ギャンブル投資にはもってこいの銘柄かも分からんね」


オ「賢い投資家は手を出すべきではない銘柄かもしれませんね」

 

 

 

 


オ「保有銘柄のNYMXとTGTX、それから一応まだ値動きを追い続けているNVDAのオプション板を貼っておしまいとしましょう」

 

 

 


ス「TGTXは、今日は下落だったけど一歩間に合わず、残念な結果に終わったね。まぁこればっかりはしゃあない」


オ「金鉱株の大きな動きに期待ですね」

 

ス「頼むよゴールデンナゲット!」