オプーナ「ロングストラングルポジション(=コール買い・プット買い両建て)でオプションを保有中のNVDAは、今日は好調だったようですね」

 

スライム「しかし決算時のオプション取引でのダメージはかなりでかかったからね、まだまだ全然足りないね」

 

オ「軽く振り返ってみましょう。こちらが市場開始後のオプション板、久々に前日比プラスです」

 

 

ス「クワッ!これは今日は上がる!!ライバルAMDはより大きなアップを見せていましたからね、最近NVDAはAMDに引っ張られる形で上がることが多いのです」

 

オ「それはたまたまそう見えているだけだと思いますが」

 

ス「ともかくプットは前日比大幅下落ですが、僕の直感的には株価が上がるすなわちプットはさらに下がり続けることが予想されたので、即売りです」

 


オ「証券会社側が悪いのかスライムさんのPCが悪いのか(多分後者)、注文を出したのにそれが一向に反映されず、修正もキャンセルも出来ないというトラブルに見舞われましたが、プラットフォームを再起動したら無事に注文は通っていました。保有中だった行使価格104ドルプット、0.83ドルで4枚全て売却になりまして、買いポジションを示す緑三角形は消失しました」

 

ス「まぁよし。これで株価の上昇とともにプットはさらに下落して、後ほど安く買い戻せるという寸法です。一方のコールはどこまで値上がってくれるか…」

 

オ「もう株価が上がるのは確定事項のように思い込んでいらっしゃるようですね。そう上手くいくでしょうか?

 

…それから1時間ほど経ちました。珍しく予想が外れることはなく、それなりに上がっていますね」

 

 

ス「う~ん、もっと上がって欲しかったんだけどな。とりあえず、この時点で保有中の行使価格118ドルコールは、評価額(=BidとAskの平均値)が0.575ドル(直近取引価格は0.58ドル)の所、前日比+0.305ドルということで、前日金曜日0.27ドルだったのが0.575ドルに、つまり1営業日で一気に2倍以上・+100%以上のアップになったってことですね」

 

オ「しかしまだまだ上がることを期待しているスライムさん、記事タイトルに記した通り、ここで手離すことはできなかったと」

 

ス「前日比2倍以上だけど、元が元だけに、利益が出ているわけでもないからね、急いで売却する場面でもありますまい。もうちょい様子見るよ」

 


オ「それから1時間半以上経ち時刻はお昼を過ぎ午後12時20分頃、思ったようには伸びませんね。むしろ若干下がっています。

 

 

…コールも、株価の下落のみならず上昇方向へのボラがなくなったとともに時間的価値も若干失われて、先ほどよりも結構値下がりしてしまっています」

 

ス「う~ん、ここらが限界かな?…と思ってコールを手離すとグングン上がっていってしまうのがオチだろうから、やはりもうちょっと様子を見よう」

 

オ「…と思って様子を見ていると、完全に現状維持で時間的価値が失われるのみというパターンのオチを引きそうですね」

 

ス「まぁそうだろうね。やっぱり、結局相当すげぇ値動きを日々続けてくれない限り、このオプション買い戦略、若干詰んでる感じもしちゃうなぁ…」

 

オ「日をまたがず、日中の値動きだけを見極めて、その日の内にポジションを整理しておくデイトレスタイルの方が、オプション買い取引ですと安定はするかもしれませんね。
   例えばちょうど今日、市場開始直後に(=最初のオプション板)行使価格118ドルのコールを0.4ドル程度で買って、先ほど0.6ドル近くで売れる時に手仕舞いしていれば、それだけで50%近くの利益でした」

 

ス「でもやっぱり、僕はNVDAには長い目で期待しているから、ある日突然の株価小ジャンプに与れることを期待しているんだ。そうするとやっぱり、どうしても切れ目なくコール買いポジションを抱え続けることが重要になってしまう…」

 

オ「そしてそれが中々思うように行かないことは、ここ2か月で身を以って実証された次第ですね。
   しかしこれはスライムさん自身の投資ですから、損しようが失敗しようが、ご自身納得行くようにやられるのがベストでしょう、としか言いようがありませんね」

 

ス「ま、幸い失くしてもいいような小額しか使っていないから、何事も経験だ。もうちょいこの『小ジャンプ期待のコール買いポジションずっと保有』パターンを続けてみるよ」

 

 

 

オ「…さて、時刻は午後3時半を回り市場終了まで残り30分を切りましたが、NVDAはその後完全に横ばいです。プットの買い直しはどうされるおつもりで?」

 

 

ス「うーん、午後は横ばいとはいえ、やっぱり明日も上がる気しかしないな。もう超微妙な資金しかないし、そんな弱小資金で保険のプットを買ってもしょうがないから、コールだけ買い増すってのはいかがか?ダメ?」

 

オ「繰り返しですがこれはスライムさんの投資ですから、お好きなようにとしか言えませんね。しかし、今まで絶対に上がる気しかしない翌日に上がった例は、0ではないにしろほとんど全くなかったと言っていいぐらいだったのは忘れないようにしたいですね」

 

ス「まぁそうだね。やはり何の根拠もない取引において自分の直感のみに賭けるのは愚か者のやることだ、と、いい加減学んだからね、プットは確実に買い戻しておこう。

   でもやっぱりコールも買い増ししておきたいから、プットの行使価格は下げてさらに安い価格のやつと、コールは保有済のやつとでまた同数、ストラングル買いの実行だ!」

 

 

 

オ「ぐずぐずしていたら(上記注文画面は、最初に出した注文からしばらくして修正・出し直しをした画像です)株価が若干上がってきており、非常に微妙な所で約定しませんね」

 

 

ス「マジかい。実はもう余力ギリギリで、この修正済み買い注文は、もう0.01ドルも上げることができないんだ。もし残り5分ぐらいになっても約定していなかったら、プットの行使価格をさらに一つ下げましょうか」

 

 

オ「…とのんびり構えていましたら、まだ残り10分すら切っていませんが、駆け込み需要なのかなんなのか、突然株価が111ドルに届かんばかりにさらに上昇してきました。もはや、先ほどの注文はBidの提示と同額になっており、絶対に約定しない状況になってしまっています」

 

ス「何てこったい!さっき最初に注文を出した時点で、ケチらずに初めからAskにぶつけていればよかったね…!
…でもまぁそれも結果論だ。先ほど言った通り、プットの行使価格をさらに下げて、1段階安いもので同じく4枚ずつのストラングル買いだ」

 

 

オ「株価がかなり動いていたこともあり、1度注文を出した後もまた何度か修正した結果、やや高値掴み感のある注文になってしまったものの、無事に約定しました。

 

 


…なお、土曜日付けで、紙くず化したNYMXコール売りポジションは、0ドルで買い戻すという手続きが踏まれていたようですね。

   ともかく、NVDAオプションは、保険のプット4枚に、コールもさらに4枚買い増しです」

 

ス「明日もこの強さを維持してくれるといいね」

 

オ「そろそろこのコールも手仕舞いして、満期の延長を考えておくべき時かもしれませんよ」

 

ス「ま、明日以降の値動き次第だね」

 


(市場終了時のオプション板)

 

 

【本日の最注目銘柄】

 

ス「本日は何といってもコレだね!」

 

オ「何度か触れた事のあるお気に入りブログ・Georgeさん(仮名)の一押し銘柄・EYEG (Eyegate Pharmaceuticals) が、ついに火を噴いたようですね」

 

 

ス「さすがはGeorgeくん(仮名)、彼の目をつけた銘柄は必ず火を噴くのだ!すぐに逆方向に火を噴くことが多いのがタマにキズだけど!!」

 

(以前のEYEGに触れた記事を紹介した記事)
2017/01/06 終了宣言をしたブログが引退撤回・復帰…あの悲しみの別れは一体何だったのか…


オ「このアップは、何とあのVRXとのライセンス合意がどうこうというニュースヘッドラインが流れていました」

 

ス「VRXは胡散臭いけれど、営業力は強いだろうからね、これは有望そうにも思えるね。もし余力が大量にあって、オプションも扱われていたら、ぜひ手を出したくはあった感じだな」

 

オ「つまり現状手を出すことはないということですね。しかしせっかくなので、また話題のない時にでも、EYEGのニュースに触れておきましょう」

 

ス「これで再開宣言をしながら以後ダンマリだったGeorgeくん(仮名)も、その内また記事を書き始めてくれるでしょう……上手く行ってる時だけ元気に更新…全く現金なヤツじゃわい、フォッフォッフォ」

 

オ「しかし彼の企業調査は中々なものですから、新たなオススメ銘柄とともに新しい記事のアップに期待ですね」

 


ス「…って、まだそこまで凄い上がりでもなかった午前中の時点で上の文を用意し終えていたんだけど、市場が終わってビックリ、まさかの+125%アップか!1日でNYMXの株価が抜かれてしまったぞ!!」

 

オ「強いですね。しばらく要チェックでしょう」

 

ス「ただ、『+125%アップ』って言っても、オプション取引ではまさに今日見た通り、ぶっちゃけそんなのチャメシごとだからね、正直言う程のもんでもない気がしてしまうな」

 

オ「しかし株価が100%上がれば、オプションは1000%上がることだってざらにあるでしょうから、株価のこの上がりはやはり凄いと言えますね」

 

ス「次はNYMX、君の番だ!」

 

 

 

 


オ「その本命株・NYMXは、無事にカバードコール売りポジションが解消されたばかりですが、微々たるものではあるものの上がってくれました」

 

 

ス「この調子だ。もういつニュースが来てくれても構わんからね、明日でもいいよ」

 

オ「満期日にダメ元の高額Askが入っていたために評価額が高くついていたコール売りポジションが紙くず化したおかげで、NYMXの通算損益バーは、株価アップ以上に大きく伸びたようです」

 

ス「いつも言っているように、それはもう、本当にどうでもいいね。これから先どうなるかが重要であって、これまでの途中経過でいくら損した得したとか、そんなことは全くコトの本質じゃないんだ」

 

オ「早い内にグッドニュースが来てくれることを期待しましょう。そういえば特許書類は?」

 

ス「昨日の記事タイトルで特許書類は『ラスト』と書いちゃったけど、記事内でも言っていた通り、また話題がない時にでも、特許内容の要約ぐらいは触れておきたいね」

 

オ「NYMXには全力大賭けしている状況ですので、得られる情報にはなるべく目に通しておくようにしたいですね」