オプーナ「2大死亡フラグを組み合わせた結果、ワケ分からんようになってますね」

スライム「元ネタを調べてみたら、pixiv.net(http://dic.pixiv.net/a/死亡フラグ)によると…

『俺、この戦争が終わったら、この娘と結婚するんだ…』は映画『プラトーン』が元祖で、物語冒頭にこのセリフを言った主人公の同期の兵士は10分後に死亡した。

…とのことですね。…何か知らんけど笑えたぜぇ!」

オ「真偽は定かではありませんが、台風時の『田んぼの様子を見てくる』についても、『気象庁も、「わざわざ死亡フラグを立てないように」と注意喚起している。』とのことで、官公庁お墨付きの死亡フラグのようです(https://wiki.chakuriki.net/index.php/ベタな死亡フラグの法則より)」

ス「…まぁ、アンサイクロペディアタイプのクソ情報ソースですから間違いなく偽情報でしょうが、面白かったのでヨシとしよう」

 


オ「さて、死亡フラグはともかく、明日木曜日の市場終了後がNVDA決算発表ということでもう目前に迫ってしまいましたが、スライムさんにおかれましてはいかがされたのでして?」

ス「そうか、明日市場終了後には結果が分かるということは、明日のブログ記事アップ時にはもう判明しているということで、決算前はこれが最後なのか。…これは、心してかからねばなるまいて」

オ「何をどう心してかかるのか分かりませんが、NVDAは本日マイナススタートでした。市場開始後10分程度のオプション板がこちらです」



ス「ありま。正直、絶っっ対、99%間違いなく上がると思ったんだけどな。でもどうせよくある、気付いたらプラスに復帰、って感じでしょ?
   これは、プット売りの準備だな。もうちょいぐらいは下がるだろうから、まぁ、1.40ドルで売り注文を出してみよう。現状、すぐには約定しないだろうけどね」

オ「と思ったら、ものの1分もしないうちに一瞬ガクッと下がり、気付いたら約定していました」



ス「何ぃっ?!まぁいいでしょう。僕はNVDAは上がってくと思いますから」

オ「しかし、プットのポジションを閉じてしまったということで、現在暴落に対するヘッジが一切かかっていない状況ですよ?このマイナスから一転して上がる保証などどこにもないというのに、大丈夫なんですかナ?」

ス「大丈夫。必ず上がる…!」

オ「…言い切りましたね。根拠は?」

ス「…無し…直感のみ……。…だけど一応、ホレ。



…ついにテクニカル分析で、弱気サインが短期のみならず中長期含め全期間でなくなり、ブルが9ベアが0の、強気サインのみ!まさに、『風が、・・・・くる!』状態なわけです」

オ「なるほど。…おや?しかしそれからものの10分もしない内に、スライムさんの願いも空しく続落、ついに株価は116ドル台到達です。逆コングラッチュレーションズ!(パチパチパチ)」



ス「やっぱテクニカルってクソだわ」

オ「まぁそれは冗談です(冗談ではありませんが)。さすがにそんな一瞬の値動きのみで判断すべきものでもありますまい。
   先ほどの時点からさらにしばらく下落はしていましたが、約1時間後、午前11時前の時点で、気付いたら先ほどプットを売った場面よりも株価は回復していますね」

 



ス「さすがテクニカル!おれたちの期待通りの動きをしてくれるッ そこにシビれる!あこがれるゥ!」

オ「手の平クルクルで盛り上がっている所恐縮ですが、とはいえまだまだ前日比マイナスですからね。プラスにまでいけるのでしょうか?」

ス「いけるさ!」


オ「午後12時半になりました。正午頃には119ドルに届かんばかりで、さぁいけるか、という場面もありましたが、その後また若干沈んでいます」

 


ス「…」

オ「おや、午後1時半少し前、また119ドルを超えましたね」



ス「…!」

オ「が、前日終値の壁に跳ね返され、またダラダラ下がり始めています」

 

ス「…」

オ「おや、しかし午後2時半少し前、また119ドルを超えました。三度目の正直で、今度こそ前日終値超えはなるでしょうか?」



ス「…!…って、まぁ前日終値を超えたからって、それが何なの、って話でしかないんだけどね。まぁでも、コール価格が5ドルを大きく上回ったら、売っておいてもいいかもね」


オ「それから10分少々、ついにガラスの天井を突き破りました」

 



ス「そんな大層な話でもないけど、まぁいい感じだね。もうちょい上がり続けるようなら、コールも売っておきましょうか」


オ「その後時間は流れ、もう残り20分、午後3時40分になりました。残念ながら伸びていませんね」



ス「ま、そんな日もある。しゃあない、購入済コールは明日に持ち越しだ。

   ともかく明日!!明日、何がどう転んでも市場が終わる前にこのコールを売り払い、その後……どうしましょ?」

オ「決算ギャンブルに挑戦するか否かですね」

ス「もう何度か言ってますが、ハッキリ言って、僕はNVDAには期待し続けているんですが、誰がどう考えても市場の期待がデカ過ぎると思うんですよ。
   したがって、僕の当たらない直感では、『内容は悪くないが、大きな期待には沿えず、下落』ってパターンな気がするんです。
   しかし、そんな市場の大きな期待を斜め上から嘲笑うかのごとく成長してきたのが去年からのNVDAですから、そんな予想をあっさり超えてさらなる大上がりがする可能性も無きにしも非ずなんです。…だけど、だからこそ今期はあまりにも期待され過ぎてる感しかしないのです。

 

…見てみぃ、前期、予想を超えるとんでもない業績を上げたばっかりに、全く同じ業績を今期も予想されてるわけですよ!

 

(Yahoo Finance、ページ右側にあるグラフより)


   これをさらに上回らなきゃいけないって、よっぽどだぜ?!永久に業績を上げ続けるなんてね、そんなことはできないんですよ」

オ「では、暴落に賭けておけばいいのではないですかナ」

ス「でも、イエロウならやってくれる気もするんですよ…」

オ「イエロウ?あぁ、CEOの黄さんのことですか。何ですか突然、いやに親しげですね…」

ス「彼の卓球の腕前を見ちゃうとね…。経営もこのぐらいの腕を見せてくれるんじゃないか?!ってね…。まぁ、卓球の腕前なんて見たことないけど」

オ「ともかく、期待交じり・不安交じりで決断を下せないんですね。それなら無理に決算ギャンブルに入る必要もありますまい。決算はちょうど市場の期待通りで株価はさほど動かず、コールもプットもどちらもただボラが失われた分値下がりして共倒れ、というパターンも大いにあり得ます」

ス「しかし、やはり僕はギャンブルクソ野郎ですから、挑戦はしたいですね。余力資金の一部を使って、多分コールとプットの同数買い、どっちに転ぶかは本当に分からないから、大体同額を賭けて、とにかくどっちでもいいからサプライズ期待のオプション買いポジションを抱えると思いますよ」

オ「失ってもいい資金であれば、それもいい経験かもしれませんね。あと丸一日、じっくりお考え下さい」


(市場終了時のオプション板)



(少し先の満期のオプション板)



【本日の最注目銘柄】

ス「本日は、既に何度か取り上げたことのあるGALE (Galena Bipharma) が、ワースト1値下げ率で顔を出していたのでまた取り上げておこう」

 

(参考・以前の記事: 2016/06/29 本命バイオ株は下落、でもあわてないあわてない、一休み一休み…


オ「つい先日はトップの値上げ率を出していたのですが、動きが激しいですね」





ス「こいつらは捏造野郎だからね、もう無理ですよ。今回は何だい、またやらかしちゃった?神の手?」


オ「今回の株価下落は単純に、公募増資を行った、というだけのようですね」

ス「幸いオプションもあるし、先日みたくまた上がったら、プットを買って来たる暴落に賭けておくのもいいかもしれないね」

オ「そんなにすぐ暴落することが保証されているわけでもないのが難しい所ですね」


ス「ところで昨日見たDISとGILD、ディズニーさんは、何と本日それなりの上がりでスタートしていたじゃないですか!
   実は昨日あの後の時間後取引ではV字回復をしてましたからね、とはいえしかし終値未満だったので今日はマイナススタートかと思ったら、しっかり株価は上がって始まっていました」

(昨日時間後の値動き)



(本日市場開始時のオプション板)


オ「しかし、それ程の伸びでもないので、株価アップ後でもなおアウトオブザマネーになっているコール(行使価格111ドル以上)は、決算後のボラの消失に伴い、前日比値下がりしてしまっていますね。インザマネーコールであれば、何とか利益を生み出す形にはなっているようですが」

ス「この程度の値動きではやはりオプション買いは失敗に終わりそうだね…。うーむ、難しい」

オ「なお、本日DISは伸び続けることはなかったようですね。徐々に元気を失い、最後はなんと結局前日比ピッタリ同値で終わったようです」


 



ス「ついでに、GILDは昨日の初動の通り、死亡していましたね」



オ「プットは軒並みかなりの割合でアップ、これぐらい下がればコールでの損失を補って余りある利益を生み出せそうです」

ス「決算ギャンブル…どう手を出すべきか……難しいぞ…」
 

 

 





オ「本命株・NYMXは、眠り続けています」



ス「ヨーシヨシヨシ、いい子だ!あと1週間ちょい!!頑張れ…じゃないな、頑張るなNYMX!満期は目と鼻の先だ!!」

オ「ある日突然来るのがニュースですから、とにかくニュースが来ないことを祈るしかない所ですね」