スライム「どれが一番インパクトあるんでしょう、『+50%アップ!』か『150%に!』か、『1.5倍に!』か…。
   +50%ぐらいの変化だと、何となくこの『増加率の+%表記』がすごく見えるね。株取引なんて大体+10%で凄いぐらいなのに、その5倍も上がっただなんてめっちゃ凄いな!って気がする。
   これが+150%アップ=250%に=2.5倍ぐらいになると、何かもう%表記はあんまり現実感がないから、『2.5倍になった!』が一番パッと見上がってるというか凄いな、って気がするかな。『倍以上かよ!』みたいな」

オプーナ「イマイチ同意しかねますね」

ス「うん、自分で言ってて『何いってんだコイツ』って思った。ともかく決算期待なのか何なのか、昨日コールとプットの同数買い・ロングストラングル取引をしたNVDAは、続伸していました」

オ「こちら市場開始後30分も経たない時点のオプション板、あっさり120ドル突破です」

 



ス「コールの枚数を減らしてプットの枚数を増やした時に限って上がるんだもんなぁ…とも思ったけど、まぁそりゃ結果論だね。プットの下がりよりコールの上がりの方が十分大きいから、トータルではしっかり前日比プラスになってくれてるんで、ま、いい感じでしょうか」

オ「また利益は確定させずに粘るんですかナ?」

ス「そりゃそうでしょう。普通に考えて、120ドル突破!みたいにこう勢いに乗ったら、まだまだ伸びていく気しかしませんもん。ここからさらにイケイケガンガン伸びそうな状況で手を離す人がどこにいるというのです」

オ「…と、クソザコ投資家のスライムさんがそう思うのならば半ば当然といいますか、さらに30分以上経過、午前10時30分時点、あっさり下落して120ドルを割ってしまっています」



ス「…」

オ「おや、そこから10分程経ったら、また120ドル台復帰しましたね」



ス「ほらほら~!……って、いい加減このパターンも飽きたというか何というか、ただ値動きを追って一喜一憂あるいは悩むだけのこのスタイル、正直何の進歩もなくクッソつまらんね」

オ「まぁ何かの参考にはなるのではないでしょうか」

ス「そんなもんかね。まぁ他に話題もないしね。
   ともかくやっぱりまだまだ株価は上がる気がしますよ。何たって最強NVDAですから!もうちょい待とう」


オ「それから1時間程度経ち午前11時30分少し前、それほど大きくは伸びておりませんが120ドル超の高値圏を維持しています」

 


ス「このぐらいが天井かなぁ…。でもその大方の予想を裏切って伸びるのがNVDAですから、もうちょい様子見よう」


オ「そこからさらに30分かけて、一時的に若干下がった後また同じ価格程度にまで上昇、やはり株価上昇局面ではコールの価格が上がりやすいのか、コール価格はBid 5.50のAsk 5.55にまでなっています」

 


ス「やるじゃないの。昨日このコールは3.72ドルで買ったから、現在の評価額と比較すると、前日比約+50%アップしているということだね」

オ「もちろんスライムさんは同数のプットを購入していたので、これがそのまま資産評価額の上がりにはなりませんが、プットは1.48ドルで購入→現在評価額1.04ドルであり、1.8ドル程度アップのコールと比べて0.44ドルダウンでしかありませんので、トータルでもそれなりの利益ですね」

ス「…ま、記事タイトルにネタバレがある通り、『一時的に』コールはここまで上がったんだけど(※実は確認し損ねていましたが、チャートを振り返ると1枚目に貼ったオプション板の直後に121ドル手前を記録しており、その時のコール価格はこれより遥かに高かったのかもしれません)、これはあくまで一時的にというか含み益でしかなく、利益を確定させる決心まではつかなかったんだけどね。だってまだまだ上がりそうでしょう?!なんたってNVDAだぜ?!」

オ「そして大方の予想通りきっちりその逆フラグを回収、残念ながらNVDAはここから下落していきます。午後1時時点で、オプション板は撮り損ねてしまいましたが株価は119ドルすら割って118ドル台になる始末…。

   そして午後2時過ぎ、それなりに回復はしているようですが…」



ス「回復が続くかもしれん、様子を見る」


オ「…そして午後3時前、また118ドル台にくすぶっています」



ス「ダメじゃないの。…まぁしゃあないね。幸い、昨日も言った通り、NVDAは木曜市場終了後の決算の存在のおかげで大きなボラが保たれ続けることは保証されていて、時間的価値の減衰はほぼないも同然ですから、現在時間経過に伴う値下がりをほぼ気にせず、非常に気楽に見守れる、という形なのです」

オ「欲張るのは良くありませんが、それは一理ありますね。実際昨日までは日中売って時間の経過とともに買い直そうと思ってそう行動しましたが、ほとんど株価変化による値動きだけで、時間の経過に伴う値動きはありませんでしたものね。
   今回待って下がったのは結果論であり、120ドル超時点からさらに続伸する可能性もあった以上、待つことに余裕があるのならば、待ちを取る選択肢も悪手と言い切れるものではないかもしれませんね」

ス「しかしこれも前言った通り、詰んでるとまでは言わないけど、NVDAがひたすら日々大きな値動きをしてくれない限り、時間の経過が敵のオプション買い取引ってのは、いつか緩やかに死んでいくのが確定しているような気もしちゃうねぇ。今は決算が控えているからいいけど、もし何もなかったら、火曜日時点の今週満期オプションなんて、刻一刻とガリガリ値が削られちゃってたでしょうからね…。
   さらに言えば今日みたいに結構アップしても、それを利益確定させたとして、さぁ次どうするのか、それが地味にムッズいですね。利確後しばらく様子を見ようにも、こういう右肩上がりの銘柄はいつジャンプが来るか分からないので、ポジション無しのままでいる方が機会損失的な意味で怖くもありますから…」

オ「やはり我慢が大事ですよ。特にオプションの値動きの大きさを見ちゃうと『ポジション抱えなきゃ気が済まない病』になるのも分かりますが、逆に言えば今日見た+50%程度の値上がりなんていつでも平常運転で存在しているようなものですから、慌てる必要などありません。市場は永久に逃げませんから、慌てず、いいタイミングをじっくり待つことが重要でしょう」

ス「まぁ、まずは目前に迫った決算だね。明日の値動き次第だけど、持ち越しになったNVDAオプション買いポジション、当然ですが明日水曜日か明後日木曜日には絶対に売却してポジションを整理しておきます。
   そして決算ギャンブル……う~ん、手を出したいけど、念のためNYMXのカバードコール売りポジションを買い戻せる余力資金を手元に残しておきたい気もするんだよね…」

オ「ギャンブルに余力全力を使うこともないでしょう。それなりの資金はNYMX用に置いておいて、残りでチャレンジしてみる、それでも十分でしょう」

ス「そうは言っても、置いておくそれなりの資金すら存在しない可能性もあるけど…。まぁ明日次第だ。正直、NVDAは明日もまた続伸してくれる気がするな。決算期待効果を頼む!」


(市場終了時のオプション板。何とか119ドル台には回復していたようですが、コールは5ドルを割ったままの状況のようです)

 


【本日の最注目銘柄】

ス「今日は、市場終了後に決算を控えた大企業がチラホラいるようですね。せっかくなので、NVDAの決算の予習を兼ねて、超大企業、誰もが知るディズニーと、製薬の雄Gileadの2社を見ておくとしよう」

オ「DISもGILDも、長期チャートを見ると、イマイチ一時の勢いは翳っている感じか、という気もしますが、果たしてどうなるでしょうか。

 



…ちなみに、もう少し短期チャートを見ると、DISはここ1週間下落し続け、GILDは横ばい~微妙に上がっている、という感じでした」



ス「さぁ、決算の結果やいかに!」

オ「来ましたね」

ス「ギャヒョーン!!こ、これは…(ここまで発表前に用意済み)
 

 

 



…GILD逝ったあぁーーー!!


…DISは?!

 

 



…DISも逝ったあぁーーー!!!」


オ「まぁ、どちらもチャート画像では垂直落下に見えるものの、実は率としては大した下落ではありませんし、まだこの先どうなるかは分かりませんが、大抵初動は全体像を映し出していることが多いでしょうから、ホルダーにとっては不安な形ですね」

ス「何だか決算は皆こぞって冴えんぞ!AMDだけじゃないか、最近見聞きした中で良かったのは!」

オ「NVDAがどうなるかは、非常に難しいですね」

ス「難しすぎる…今世紀に入って一番の難問じゃないかしらコリャ」

オ「手を出さない勇気も大切かもしれませんね」

 



 

 

 

 

 


オ「ここ数日大きく動いていた本命株・NYMX、本日続伸はお休み、前日比同値で取引を終えていました」



ス「セーーフ!!マジ頼むよぉ、来週金曜まで、グダグダとしたまま4ドルを超えずに終わってくれ!もう1年以上もグダグダしたんだ、せめてあと10日ぐらいグダッておくれ…!!」