ついに終わりも間近の分配プラン、先週の続きで、今回は損失額の計算についてです。

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分配プラン
(http://www.biozoomfairfund.com/media/652805/distribution_plan.pdf)

認定損失額の計算

投資家の認定損失額(以下に計算される)の合計が、投資家の『認定請求』となる。

関連期間の開始時にBiozoom普通株式を保有していた投資家、または関連期間中に複数の購入、取得、もしくは売却を行った投資家に対しては、認定損失(以下に定義する)を計算する上での保有、購入、または販売に対し、FIFO(ファーストイン・ファーストアウト)方式が適用される。FIFO方式においては、関連期間中に売却されたBiozoom普通株式は、関連期間の開始時に保有されていた株式から順番に対応させることとする。株式の売却の内残りは、関連期間中に購入された株式に対し、時間順に対応させることとする。

『認定損失』額は、適切な書類が添付されている請求フォームに記載されている通り、各投資家に対して計算される。公正基金に十分な資金がある限り、各投資家は、自身の認定請求と同等の金額を受け取ることとなる。しかし、予想されるように、公正基金の金額が各投資家の認定請求の支払いを行うには不十分である場合、各投資家には、自身の認定請求が、 全ての投資家の認定請求の合計に対して抱える割合 ― つまり、各投資家の公正基金の比例持分に応じて支払われることとする。

投資家の認定損失は、以下のように計算されることとする(記されている価格からは、全ての取引手数料および委託手数料が除外される)。

2013年5月16日から2013年6月25日までの間に購入された普通株式の場合:

A. 2013年6月25日以前に売却された各株式については、当該株式ごとの認定損失は、各株式の実際の購入価格(『PPP』 purchase price paid)から、実際に受領した売却価格(『SPR』 sale price received)を差し引いた額の50%とする。

B. 2013年6月25日以降、申請期限までに売却された各株式については、当該株式ごとの認定損失は、以下のいずれか低い方とする:
1) 1株あたりの実際のPPPから、1株あたり0.0001ドルを引いたもの; または

2) 1株あたりの実際のPPPから、実際のSPRを差し引いたもの。

C. 申請期限の時点の取引終了時点に保有されていた各株式について、当該株式1株あたりの認識損失額は、当該株式1株あたり、実際のPPPから0.0001ドルを差し引いたものとする。


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えぇ~っ、売買差額から50%もされちゃうの~、と思ったのですが、見直してみたら、6月25日以前に売却した株はなかったのでセーフでした。

ということで、計算はB. とC. の通り、売った分に関しては買値との差額、売らずに残してしまった株については1株0.0001ドルのマイナスつまりほぼ買値と同値で評価してもらえるようで、損失はほぼ申請した3058.56ドルで取ってもらえるのではないかと思います(1200株残っているので、マイナスされるのは0.0001 x 1200=0.12ドル?)。

 

計算式というのは比例配分の計算式かと思っていたのですが、各個人の損失額決定の計算式だったんですね。とりあえず読んだ限りではほぼ満額で損失を評価してもらえそうなので安心しました。

分配プランファイルも、ついに次回で最後です。この長いファイルを読み終わるのはいつになることやらと思っていたのですが、気付いたら分配金を受け取る前に終わってしまいそうです。
分配プランファイルの終了後は、一応まだ事例書類が残っているので、そちらを読み進めて時間を潰そうかと思います。残りのファイルは特に長くなさそうですが、終わる頃には分配金が届いてくれることに期待です。