再度の訂正で本当に申し訳ないのですが、6/19の記事(やそれ以前の記事)で触れている通り、一度訂正までしたこの記事の情報は誤りであり、実際は、

 

「カバードコールオプションを売却して得られる資金は、担保となっている現物株の購入にレバレッジがかかっていなければ(=現物口座で買った株であれば)、即日利用可能になる」

 

となっていました。

 

今度こそ、実際に自分の取引で確認ずみなので、確定版の情報です。

 

ただしもちろん、担保となっている株が決済ずみでない場合は、その決済が済むまでは利用可能な余力資金に反映されないと思います(もちろんこれはオプション売りだからではなく、GFVに関わる一般原則によるものです)。

 

何度も訂正して大変申し訳ありません…。

 

 

##########以下の文章は、訂正以前のもので、参考までに残しておきますが、重要なポイントは誤りがあるのでご注意下さい##########

 

既に今日アップした記事内でも触れたんですが、実は、これまで何度かしていたオプション取引の説明に、一つ、重大な誤りがあることに気がつきました。

 

具体的には、5/9のオプション取引について2~具体例を見てみる~と、あと5/11の記事でも少々出てきたのですが、「コールオプションを売ったら、即座に売却代金を利用できる」という点になります。

 

特に調べることもなく勝手に上記の説明をしてしまったのですが、正しくは、

「オプションを売却して得られる資金が利用可能になるのは、オプションが失効してからである」

という決まりになっています。
(実際何度かコール売りは経験しているはずなのに、期日が短いものしか扱っていなかったためか、このことに気付かず適当なことを述べてしまいました。申し訳ない限りです。)

 

既に上記記事内の該当箇所は訂正し、そこでも説明をしていますが、このことから、長期のカバードコール売りでは、満期日を迎えるまで長期間、現物株が拘束されてしまうばかりか利用可能な余力資金が得られるわけでもないので、積極的に利ざやを増やしていくメソッドとしてはなかなか使いづらそうです。

 

 

いずれにせよ、誤った情報をしばらく掲載してしまい、大変ご迷惑をおかけしてしまいました。不利益を被った方がいないことを願うばかりですが、もし万が一被害を被った方がいらっしゃいましたら、本当にお詫びの言葉もありません。

 

以後このようなことがないよう、厚かましくも何かの解説を試みようという時には、十分調べてから掲載しようと思います。

 

 

また関連して、5/8のグッドフェイス・差金決済についての記事内で、こちらも一点「要調査」としていた事例(当日売った銘柄と同じ銘柄を、その銘柄を売却して得られた資金を用いて買い戻すことはできない)があるのですが、証券会社に尋ねてみたところ、そのような制限は存在しないことが確認されました。


こちらも修正しておいたので、そもそも不確かな情報として掲載していたものですが、この場を借りて案の定誤りであったことを改めて強調しなおさせていただこうと思います。

 

 


繰り返しですが、完全に事実と異なる誤った情報を提供してしまい、ご迷惑おかけしたかもしれないこと、心よりお詫び申し上げます。以後気をつけます…!