YELPを手離し、手元に残った目減りした資金でさて今度はどうしようかと考えていたんですが(時期的にはメルクの取引よりちょっと前のことです)、やっぱり低位株で一発大きく当てなくちゃなぁ~、と、典型的なダメ素人のごとく思い続けていました。


YELPを完全に手離すしばらく前ぐらいから、『注目ペニーストック』みたいなページで取り上げられていたVLTCを連日チャートだけチェックし続けていたんですが、ピョンと上がってダラダラ下がる、またピョンと上がってダラダラ下がる、ってのが繰り返されてるな、今は下がってるけど、もう一回ぐらい多分ピョンと来るのがあるだろ、という、およそ何の根拠もない、はたから見たら狂気の沙汰としか思えないような薄い論拠で、結構がくっと下がった日に、性懲りもせず手持ち全額を突っ込んでみました。


その後しばらくだらだら下がり続けたんですが、「だーい丈夫だって、またピョンと来るから」と誰に言うでもなく一人で思い続けていたんですが、忘れもしない去年の11月24日(と言ったものの自信がなかったのでチャートをチェックしましたが、合っていました)、ついにぴょーんと来てくれました。
印象的なので今でも覚えていますが、この日は最終的に144%アップだったわけですが、これだけのアップは今まで経験したことがなく、いつ売ればいいのかな、タイミング逸して下がっちゃっても残念だしな、と思いつつ、結局この日は最後まで上がり続けて8.57で終わったものの、自分はというと、途中しばらく値上がりが落ち着いた瞬間より少し高い(例のごとく、いつもちょっと現在価格より欲張った指値で注文を出します)、たしか6.66だかその辺で全部売った気がします。結局その後割と何日か6.6どころか7ドルすら割らない日が続き、ちょっと早とちっちゃったかな、でも十分満足いく利益が得られてよかったよかった、と思ったものです。
結局VLTCは26000ドルのプラスで、これが現状唯一と言っていい利益と言える利益なわけですが、これを含めても通算では全然損失を抱えているものの(でも実は、YELPの損失がそんなに大きいと思っていなかったので、この利益でYELPの損失ほとんどは取り返したとつい最近まで思っていました)、これがなかったら多分イマイチやる気も湧かず、こうして株のブログを書くにも至らなかったんじゃないかなと思うので、VLTCは大きな転換点を与えてくれた銘柄として、何とも頭が上がらない限りです。…まぁ、何をやってる会社なのかも、下手したら正式名称すら怪しい(Voltariだったかな?チェックすらしてませんが)ぐらいなんですが…!