「よし、やろう。」
そう思って決めたはずなのに、
時間が経つにつれて、
心の中に別の声が出てくる。
「やっぱり私には無理かも」
「今じゃなくてもいい気がする」
「失敗したらどうしよう」
そして気づくと、
最初の決断はなかったことにしてしまっている。
そんな経験、ありませんか。
一度決めたのに、できなくなってしまう理由
「決断できない自分は、意志が弱い」
「続かない私はダメ」
そうやって自分を責めてしまう人は多いのですが、
少し視点を変えてみると、違う景色が見えてきます。
多くの40代女性は、まじめで責任感が強く、
これまで、ちゃんと生きてきた人たちです。
だからこそ、決断=失敗してはいけないもの
という前提が、無意識のうちに出来上がっているのです。
「一度決めたら、最後までやらなきゃ」
「中途半端は恥ずかしい」
そんな思いが強いほど、
決断の重みはどんどん大きくなっていきます。
「できない」の前に、実はもう起きていること
ここで、少し立ち止まって考えてみてほしいのです。
一度は「やろう」と決めた。
それって、本当に何も起きていないでしょうか。
・自分は何に惹かれたのか
・なぜそれをやろうと思ったのか
・何が引っかかって止まったのか
実はこの時点で、
自分の価値観や大事にしているものが、
かなりはっきり表れています。
「やっぱりできなかった」という結果だけを見ると、
失敗のように感じるかもしれません。
でも内側では、
自分を守ろうとするブレーキと
本音から来るアクセルの両方が働いている状態なのです。
決断に自信が持てない人は、真剣に考えているから
ラクアカに関わる中で、
私が何度も感じてきたことがあります。
「決断に自信が持てない」と悩む人ほど、
真剣に何度も何度も考えているのです。
迷うのは、考えている証拠。
失敗したくないほど、大事に思っている証拠。
ですが、もしかしたら同じところをグルグル回っていて、
視野が狭くなっているのかもしれません。
だからまずは、
「またできなかった私」ではなく、
「ここまで考えてきた私」に
一度、目を向けてみてほしいなと思います。
決断を重く感じるとき
ラクアカでは、無理にポジティブになったり、
自分を奮い立たせたりすることをゴールにしていません。
むしろ大切にしているのは、
ネガティブでもポジティブでもない、
「本来の自分の状態」に戻ることです 。
自分が今、何に不安を感じているのか。
何を守ろうとしているのか。
何を本当は大切にしたいのか。
迷いやモヤモヤで重くなっていた心が軽くなると、
行動に対するプレッシャーがなくなり、
最初の一歩が楽に出せるようになります。
「完璧な選択」をしなくてもいいのです。
トライして違うと思えば、
軌道修正しても良いのです 。
大切なのは、
「やっぱり辞めた自分」を許してあげることです。
なぜなら、そう思える安心感があるからこそ、
私たちはもう一度、小さな一歩を踏み出すことができるからです 。
「このままでいいのかな…」と心の奥で焦っているのは 、
あなたが「心のモヤモヤを抱えたまま歳を重ねること」を、
本気で避けたいと願っている証拠です。
怖くて立ち止まってしまうあなた。
その願いを叶えるための小さな行動を始めてみませんか。
完璧でなくていいのです。
「あなたのペースで大丈夫」な場所で、一歩進んでみましょう。
今日の小さな問い
もし今、
「一度決めたのに、やっぱりできない」と感じていることがあったら。
その出来事を、
失敗として片づける前に、
こんな問いを投げてみてください。
「私は、何を大事にしようとしているんだろう?」
答えがすぐ出なくても大丈夫です。
考えようとした、その時間自体が、
もう一歩、自分に近づいています。
まだ間に合いますよ
ラクアカ3期は1月スタート


