目の前には楽しそうな参加者の方々。
イベント登壇者として、自分の言葉で未来や働き方について話す私。
数年前までは考えられなかった未来が、目の前にあったんです。

正直に言うと、当時の私は “変わりたい” と言いながら、変われない自分にイライラしてばかり。
親ガチャにハズれた私は、夢なんて「どうせ叶わない」と思っていたし、毎日ストレスフルな働き方に疲れ果てていました。

そんな私が最初に変わり始めたきっかけは、ラクアカ主催の市川やすこさんに出会ったこと。
そこで学んだ中庸思考は、頑張りすぎて自分を責める癖のあった私に、初めて「そのままの自分でいいんだよ」と優しく寄り添ってくれる考え方でした。

「子供がいない私」は女としてダメ。
「完璧じゃない私は価値がない」。

ずっとそんな風に思い込んでいたけど、やすこ先生の言葉に触れていく中で、初めて「できない自分がいてもいい」のかも?と思えるように…。
でも最終的に私が自分を認められるようになったのは、頭で理解したからではなく、やすこ先生や仲間たちに“受け止めてもらえた経験”が重なったからです。
完璧じゃない自分も、弱さも、情けなさも、全部そのままでいいんだと思えたとき、肩の力がすっと抜けて、初めてラクになれました。
すると不思議なほど、生き方が軽くなりました。

自分を責めるクセが減るだけで、こんなにも心が自由になるんだ…と驚いたのを覚えています。
肩の力が抜けていくと、今まで見えなかったものが見え始め、人との距離も自然と変わりました。
あれほど嫌いだった母との関係も、いつも八つ当たりをしていた旦那のとの関係も180度変わった。

気づけば、私の周りには応援し合える仲間が集まり、誰かの言葉に救われたり、時には私の経験が誰かの力になったり。
“ひとりで頑張らなくてもいい” 世界がそこにありました。

そして何より大きかったのは、
私は何を大事にしたいのか?
どんな未来を生きたいのか?
を自分に問い続ける習慣ができたこと。

中庸思考はバランスを整えるだけではなく、選択の軸を作ってくれました。
その結果、私はストレスで心も体も削られるような正社員の働き方を手放し、”好き・得意・無理なく続けられる” を大切にした働き方へ転換。

驚くほど自然に、夢や希望が「描くだけのもの」から「叶っていくもの」へ変わっていきました。




そして昨日、やすこ先生と出会う前から同じ心理学を学ぶ講座に通っていた仲間からこんなことを言われました。

「同じスタート地点にいたはずなのに、
この数年のあいだにどれほどの勇気と努力、
そして悔しさや葛藤を乗り越えてきたのだろう。
彼女が自分の手で“WATASHIらしさ”を磨き続けてきた姿に、ただただ尊敬の気持ちが湧きました。」


ただ自分を認めてあげたくて、ラクになりたくて続けてきた、やすこ先生の元での学びが、こんなことを伝えてくれる仲間がいる環境へとわたしを連れてきてくれた。


誰かと比べるためじゃなく、
誰かより上に行くためでもなく、
“自分のために学び続けること”

人をこんなにも優しく強くするんだと、改めて仲間たちの言葉から気づくことができました。
そして単純に、昔のわたしを知っている彼女からの
その言葉が、ただ嬉しかった。


出版社からのオファーをいただき、
トークイベントまで開催できるようになった今の私は、あの頃舌打ちをしながら「変わりたい」と言っていた私とは別人です。

変わるって、“遠い未来の誰か”になることじゃなくて、自分をちゃんと認められるようになったときに
勝手に道が開けていくんだと思います。

そしてその最初の一歩は、
いつだって「自分を否定しないこと」。
40代からでも、人は何度でも始められる。
私はそれを、学びと仲間に教えてもらいました。
変わりたいと思っている40代のあなたへ。
焦らなくていいし、完璧にならなくていい。
未来は、ほんの少し視点を変えるだけで動き出します。私がそうだったように。
【誰もがこの環境でいられる社会を創る】
また新たな私の夢が出来事の話です。

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。