2025年、ノーベル化学賞を受賞した北川進氏と、
ノーベル生理学・医学賞を受賞した坂口志文氏。
どちらも「ノーベル賞を目指したわけではなく、
探究を続けた結果がいまにつながった」と語ります。
40代の私たちも、今この瞬間から始める小さな一歩が、
30年後に“自分だけの資産”となる道をつくっていくのかもしれません。
結果よりも「継続」——ノーベル賞受賞者が語った本当の道のり
ノーベル賞という世界最高峰の栄誉を手にしても、
お二人の言葉はどこまでも謙虚でした。
「新しい材料をつくりたいという思いで、30年以上研究を続けてきただけ」
——北川進氏(ノーベル化学賞)
「臨床応用を目指して、少しずつ前に進んできた結果です」
——坂口志文氏(ノーベル生理学・医学賞)
彼らは“ノーベル賞を取る”ことを目的にしたわけではなく、
純粋に「目の前の問い」に向き合い続けてきたのです。
長い年月をかけて、
淡々と自分の興味や使命感に基づく行動を続けたからこそ、
結果があとからついてきた。
それは、私たちの人生にも重なるメッセージです。
結果を出すことにフォーカスするのではなく、
「続けること」そのものが、すでに価値であり、
未来の資産になる。
「目標」ではなく「プロセス」を大切にするという生き方
「目標を立てて、そこに到達すること」
——そう教えられてきた私たちですが、
本当に力になるのは「プロセスを楽しむ力」かもしれません。
北川氏も坂口氏も、「探究すること自体が楽しかった」と語っています。
結果が出ない時期があっても、
興味や好奇心が原動力になり、日々の積み重ねを続けられたのです。
副業や新しいチャレンジも同じです。
成果を出すことばかり考えるより、
「今日の自分はどんな発見をしたか」に目を向けると、
道のりがぐっと豊かになります。
40代からでも遅くない——30年先を見据える“時間の贈り物”
40代になると、「もう遅いのでは」と感じることがあります。
けれど、もし今日から30年続けたとしたら——
70代の自分は、どんな景色を見ているでしょうか?
30年あれば、どんな分野でも「一流」になれるだけの時間があります。
今、何かを始めることは、未来の自分への“時間の贈り物”。
年齢を理由にあきらめる必要はありません。
むしろ、経験を積んだ今だからこそ、
深めていけるテーマがきっとあります。
未来の不安を消すのは、情報でも貯金でもなく、
「自分の中に積み上がる力」。
それが、“続ける力”という資産です。
「続ける力」を育てる3つの仕組み——習慣・仲間・環境
意志の力だけに頼ると、いつか疲れてしまいます。
だからこそ、「続ける仕組み」を整えることが大切です。
1. 習慣化
1日5分でもいい。
同じ時間・同じ場所で行うことで、自然と体に刻まれていきます。
2. 仲間
一緒に学ぶ人、励まし合う人がいると、モチベーションが持続します。
孤独な努力ではなく、共に歩む喜びを感じられます。
3. 環境
「やらざるを得ない」環境をつくることも有効です。
カフェ、コワーキング、オンライン講座など、
行動を後押ししてくれる場を選びましょう。
頑張るよりも、「続けられる仕組み」をデザインする。
それが、40代からの賢い戦略です。
小さな一歩が未来を変える——今日から始める30年戦略
未来を変えるのは、壮大な計画ではなく、今日の一歩。
「続けたい」と思えることを一つ選び、
ノートに書く・5分だけ時間をつくる——
その小さな行動が、やがて大きな道になります。
もし「何から始めればいいか分からない」と感じるなら、
まずは自分の30年後を描く時間を持ってみませんか?
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“続ける力”を自分の中に見つけるための、
最初の一歩を一緒に踏み出しましょう。
おわりに
北川氏も坂口氏も、
目の前のことを信じて、淡々と積み重ねてきた人たちです。
その姿勢は、私たちの人生にも通じます。
結果を焦らず、今の一歩を大切にすること。
それが、30年後のあなたを輝かせる「続ける力」になるのです。