こんなに頑張っているのに、
どうして私だけ報われないんだろう
——そんな思いにとらわれてしまう夜、
ありますよね。
けれど、“努力を増やす”のではなく
“未来を設計する”という視点に立つと、
日常のもやもやは少しずつ形を変えていきます。
「どうして私だけ?」と思ってしまう背景
ふとした瞬間に湧き上がる
「私だけが取り残されているのでは」という感覚。
その背景には、人と比べてしまう心のクセや、
社会がつくり出すプレッシャーが隠れています。
同年代の友人が結婚して子どもを育てていたり、
会社で昇進していたり、
SNSで充実した毎日を発信していたりすると、
自分の歩みが遅いように感じてしまうことがあります。
「どうして私だけ?」という言葉は、
実は「誰かと比べている」というサインでもあるのです。
さらに、社会の常識や「こうあるべき」という基準が
私たちの心に刷り込まれています。
40代という年齢は、結婚やキャリアの到達点を
暗黙に期待されやすい時期。
その基準に当てはまらない自分を
「不足している」と感じてしまっているのです。
真面目さが空回りするしくみ
努力を重ねても思うように評価されなかったり、
むしろ損をしているように感じることも。
真面目さゆえの行動が、
知らず知らずのうちに自分を縛ってしまうことがあります。
たとえば、職場で誰よりも早く出社し、
任された仕事以上のことを引き受けても、
必ずしも評価や収入につながるとは限りません。
周囲から「真面目で任せやすい人」として扱われ、
かえって仕事が偏ることさえあります。
「もっと頑張れば、いつか報われるはず」と信じるほど、
結果が出ないときの落ち込みも大きくなります。
努力を積み重ねること自体は素晴らしいことですが、
頑張り方が報われる仕組みにつながっていなければ、
空回りしてしまうのです。
“努力を増やす”から“未来を設計する”へ
報われない毎日を抜け出すカギは、
さらに頑張ることではありません。
自分の時間や選択肢をどう設計するかという視点を持つことで、
見える景色は大きく変わります。
「努力」には限界があります。
1日24時間しかない中で、体力や気力にも限りがあります。
それでも「もっと頑張らなきゃ」と思い続けると、
心身はすり減ってしまいます。
一方、「設計」は自分に合った仕組みをつくることです。
たとえば、
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定時後の30分を副業や学びの時間にあてる
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貯金や投資の仕組みを自動化しておく
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信頼できる仲間と情報を共有する場を持つ
といった“小さな設計”を積み重ねることで、
未来に対する安心感が増していきます。
努力を増やすのではなく、仕組みを変える。
これが、報われない日々を少しずつ変えていくポイントです。
小さな一歩から始める“幸せ設計図”
未来を描くなんて大げさに聞こえるかもしれません。
けれど、日々の暮らしの中でできる小さな工夫こそが、
幸せ設計図の第一歩です。
たとえば「30年後のなりたい自分」を具体的に思い描いてみましょう。
どんな場所に住み、どんな人と関わり、
どんな表情で日々を過ごしているでしょうか。
イメージが浮かんだら、そこから逆算していきます。
「20年後にはそのためにどんな準備をしているだろう」
「10年後にはどんな仕事や活動をしているだろう」
「5年後にはどんな生活習慣を整えているだろう」
「3年後にはどんな学びや挑戦をしているだろう」
「では今日からできることは?」
こうして未来から現在へと一歩ずつ戻ってくると、
大きな夢もただの空想ではなく、
現実につながる行動計画に変わっていきます。
逆算するからこそ、
「いまの一歩」が未来の安心に直結していると気づけるのです。
まとめ——未来を描くことが不安を軽くする
ただ我慢して努力を積み重ねるだけでは、
未来は見えてきません。
まずは人生の「設計図」を描き、
そのための行動を重ねていくことで、
安心して一歩ずつ進んでいけるのです。
この秋のラクアカでは、30年後の未来から逆算して、
今日から始められる一歩を見つけるワークショップを開催します。
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開催日時
10月24日(木) 21:00〜22:30
10月25日(金) 21:00〜22:30
(どちらも同じ内容で開催予定) -
申込期間
10月3日(金)〜10月11日(土)
申込は10月3日からスタートします。
詳細は改めてご案内しますので、
ぜひ日程をチェックしておいてくださいね。