「物価が上がっている」

「年金はあてにならないらしい」

「AIが仕事を奪うかもしれない」

——ニュースを目にするたびに、

心のどこかに漠然とした不安が積み重なっていませんか?
未来は誰にもわからない。

けれど、だからといって流され続けるのではなく、

自ら動くことで不安を安心に変える方法があります。

 

不安を大きくしているのは「人任せ」の感覚

40代になると、

これからの暮らしや老後が少しずつ現実味を帯びてきます。


「会社にいればなんとかなる」

「退職金や年金で暮らしていける」

——そう信じてきた人生の設計図が、

もはや通用しないかもしれない現実に直面するのです。


・終身雇用は過去のものになり、副業や転職が前提になりつつある。
・高齢者が増え続ける社会で、年金だけに頼るのは難しい。
・地域や家族のつながりが薄れる中で「孤独」にどう向き合うのか。

 

こうした状況が、「自分ではどうにもならない未来」に思えて、

不安を強めてしまいます。

 

未来を描くことは、不安を安心に変える第一歩

ここで大切なのは、未来を「人任せ」にしないこと。
たとえ完璧な答えは出なくても、

自分の未来を自分で設計してみることで、

不思議と安心感が生まれます。

 

例えば「30年後の私はどうありたいか」と考えてみる。
・どんな場所に住みたい?
・誰と時間を過ごしたい?
・どんな表情で日々を迎えていたい?

 

こうした問いを立てるだけでも、

不安の霧が少し晴れていきます。

「フラットな関係」の大切さ

私たちラクアカでは、

初回の講座で「アドバイスしない・されない」というルールを共有します。
これは「上から導く」「下からすがる」という関係ではなく、

フラットに、並んで一緒に考える関係を大切にするためです。

 

未来を描く作業は、一人でやろうとすると不安が膨らみがちです。
でも、対等に意見を交わせる仲間がいると、

「自分だけじゃない」と安心でき、

思いもよらない視点にも出会えます。

AIやデータには代替できない、人と人のあたたかい関係。

これこそが、未来を描くときに欠かせない要素だと実感しています。

 

バックキャストで「今」が変わる

未来設計に役立つ方法の一つが「バックキャスト思考」です。
これは「30年後のゴール」から逆算して、

今やるべきことを考える手法。

「74歳の私はどうありたいか」と描くと、

「そのために50代はどう過ごす?」

「では40代の今、何を選ぶ?」と自然に思考が広がります。

この逆算の視点があると、毎日の選択に意味が宿ります。
ニュースに振り回されるのではなく、

自分の未来から見た「今」を選べるようになるのです。

 

未来は「一緒につくる」もの

不安をゼロにすることはできません。

けれど、不安にただ流されるのか、

自分の未来を自分で設計していくのか。

その違いは大きいと思います。

この秋、ラクアカでは

「30年分の幸せを本気で設計する」ワークショップの準備をしています。


10月24日(木) 21:00〜22:30
10月25日(金) 21:00〜22:30
(どちらも同じ内容で開催予定です)

 

詳細はまた改めてお伝えしますが、

ぜひ楽しみにしていてください。
未来を「人任せ」にしない第一歩を、

一緒に踏み出してみませんか?