いつのまにか、わたしたちの生活にはAIが当たり前のように入り込んできました。スマホに話しかければ返事が返ってくるし、文章の要約や画像の生成まで、数秒でやってくれます。
でも、「ちゃんと」活用したいと思うようになってからは、使うほどに「便利だけど、なんだか噛み合ってないな」となることが多くなり...。わたしはちゃんと伝えているつもりなのに、返ってくる答えがズレていたり、期待とちょっと違ったり。
あれ?これって、人との会話でもよくあることだよね?と、ハッとしました。
会話がうまくいかないとき、人もAIも同じ反応をする
「え、それってどういう意味?」
「だからさっき言ったじゃん!」
「…なんか話が通じないなあ」
夫と話していると、こんなことがよくあります(笑)
わたしたちはつい、自分の頭の中にある前提や意図が、相手にも自動的に伝わっていると錯覚しがちです。でも、実際はそうじゃない。言葉をどう選ぶか、どんな順序で伝えるか、それによって相手の理解度は大きく変わってきます。
実は、AIとの会話もまったく同じなのです。曖昧な言葉を使えば、どうしてそうなる?みたいな答えが返ってくる。逆に、具体的で丁寧な言い方をすれば、こちらの意図をしっかりくみ取ってくれるようになる。夫もAIも同じだわと、気付いたわけです。
なぜ「伝わらない」のか?自分の“伝え方”を見直してみる
「どうして伝わらないんだろう?」
うまくいかない会話が続くと、相手を責めたくなる気持ちが出てきませんか?
わたしなんて酷いもんで、AIにお願いして、予想の斜め上をいく答えが返ってきたとき、「え?バカなのかな?」とすら思ったことが何度もありました(対人ではさすがにないですが…)。
でも、あるとき気づいたんです。“伝える側の前提”がそもそも甘かっただけかもしれない。たとえば、相手がどこまで知っているかを無視して話したり、前置きがなく突然本題に入ったり。そんな「伝える順番」や「情報の粒度」を間違えると、うまく伝わりません。
人との会話でも、AIとのやりとりでも、「伝わるように話す」って難しい!AI時代の今だからこそ、会話の重要性について改めて気付きました。
ちょっとしたコツで、会話はぐっとスムーズになる
じゃあ、どうすればうまく伝わるのか?わたしが実践してきた、簡単だけど効果的な“伝え方の工夫”をいくつか紹介します。
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結論から話す:「何が言いたいのか?」を最初に明確にすると、相手が迷わずに聞ける。
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具体的な例を使う:抽象的な話は身近な例に置き換えると伝わりやすくなる。
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相手の立場を想像する:相手が知らないかもしれない情報は、きちんと補足する。
これらは対人コミュニケーションでもよく言われることですが、驚くほどAIにも効きます。むしろ、AIのほうがこちらの指示に忠実に反応してくれるぶん、変化がわかりやすいかもしれません。うまく“会話”ができれば、AIはものすごく頼もしい存在になります。
伝え方に悩んだわたしが、たどり着いた一つの形
「伝えたいのに、伝わらない」
このジレンマ、AIに関しては解決済みです。
数多の例や公式文献を参考に、自分なりに工夫してうまくいったプロンプトをカスタムGPT(GTPs)にまとめました。「こう聞けば、こう返ってくる」という再現性を大切に、やりとりのストレスを減らす工夫を詰め込んでいます。
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今、わたしがいちばん実感しているのは、「AI時代の今だからこそ、会話が大事」ということ。自分の前提を疑い、丁寧に、わかりやすく、的確に伝えること。AIを使っているときも、人とお話しているときも、意識するようにしています。
今日もお読みいただきありがとうございました!