「また今日も "なんとなく" で終わった…」
「本当は言いたいことがあったのに、気づけば "まあいっか" で流してた…」
そんな "40代あるある" な日々を送っているあなたなら、ようこそです!
仕事に家事に人間関係、気づけば「自分の気持ち」は後回し。
しかも最近はSNSやLINEで "空気を読む" スキルばかり上達して、ますます本音の行き場所を失っています。
でも大丈夫。言語化は、決して"意識高い系"の人だけの特権じゃありません。
むしろ、毎日をサバイブする私たちこそ、ちょっとした「言葉の魔法」を味方につけてみませんか?
「言語化」で大事なのは語彙力?
「語彙力がないから…」と自信をなくす必要はゼロ!
大事なのは、難しい言葉を知っていることじゃなくて、「自分の本音」と仲良くなること。
たとえば、
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「なんとなくイライラ」
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「説明できないけど違和感」
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「本当はこうしたいのに、言い出せない」
この "なんとなく" を、そのまま言葉にしてみるだけでOKです。
むしろ「うまく言えない自分」を受け入れるところから、言語化は始まります。
どうして言葉にするのが難しいのか
毎年、20代の新入社員を数百人と見てきて思うのは、「感覚」や「雰囲気」で伝えるのが得意ということ(バイブスというやつでしょうか)。
私たち40代も、時代の波に揉まれて「言葉にする」機会が減り、ハードルがどんどん高くなっていませんか?
しかも、家族や職場で「空気読んで」ばかりだと、気づけば "自分の気持ち" はいつも腹の中にたまっていくばかり。
でも、だからこそ!「自分の言葉」で気持ちを伝えられることが、これからの時代ますます重要になっていくと思います。
「言語化」がもたらす3つのいいこと
言葉にしてみることで、私たちの毎日や心にどんな変化が生まれるのでしょうか?
実は、ちょっと勇気を出して「言語化」してみるだけで、こんな素敵なメリットがあります。
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自分の気持ちに気づける
言葉にしてみると、「あ、私こんなこと思ってたんだ!」と新発見。わたしは先日、ある出来事に「知ってたんかーい!」と言葉にしてみたら、ゲラゲラ笑ってしまいました。「わたし今、面白いんだー!」と気付いたら、その日一日なんだかご機嫌でした。
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人間関係がラクになる
ちょっとした違和感や不満も、言葉にして伝えることで、誤解やストレスが減ります。「え?言っちゃっていいの?」と思うかもしれませんが、勇気を出して伝えてみましょう。相手の反応は意外と、好意的だったりします。
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自信が持てるようになる
「自分の気持ちを伝えられた!」という小さな成功体験が、じわじわと自信に。最初はカミまくっても大丈夫。いずれ慣れます。1回伝えられたら、次はもっとうまく、するっと言葉が出てくるはず。
今日からできる「言語化」のヒント
言語化は、特別なスキルや難しいテクニックがなくても、日々のちょっとした工夫で鍛えることができます。
最後に、今日から実践できる3つのヒントをご紹介します。
自分に合いそうなものから、試してみてくださいね。
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ノートやスマホに書き出す
誰かに伝える前に、自分だけのメモに「今の気持ち」を書いてみましょう。箇条書きでも単語だけでもなんでもOK。誤字脱字も気にせず、思いつくままに書き出します。言葉を「目で見る」ことで、また違う言葉が浮かんでくることも。
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「なんとなく」でも大丈夫
「なんとなく不安」「なんとなく嬉しい」など、理由がはっきりしなくても、そのまま言葉にしてみましょう。うまく言えなくても大丈夫。「うーん…」と考える時間で、脳が一生懸命言葉を探してくれます。大切なプロセスです。
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身近な人に話してみる
「うまくまとまってないんだけど…」と前置きして、家族や友人に話してみましょう。声に出すことで、耳から自分の言葉を聞いて、また出すを繰り返します。
あなたの「言葉」には力がある
言語化は、決して難しいテクニックじゃありません。
「自分の気持ちに正直になること」と「少しずつでも言葉にしてみること」。
40代の今だからこそ、人生経験を重ねたあなただけの「言葉」が、きっと誰かの心に届きます。
まずは、一番身近な言語化の材料「自分の気持ち」を言葉にしてみませんか?
あなたの言葉が、あなた自身をもっと自由に、もっと幸せにしてくれますように。
追伸:もし「言語化、やっぱり苦手!」と思ったら…れも立派な "言語化" ですね!自分を褒めてあげてください。
記事書くのも言語化の練習になりますね
お読みいただきありがとうございました!