毎月ちゃんと働いて、生活もできてる。
でも、どこかでずっと気になっている将来のお金のこと。
女性の年収316万円というデータから見えてきたことは、副業が “攻め” の選択ではなく、“守り” の備えだということ。
いま、「備える人」と「流される人」で未来は大きく変わる時代。
あなたはどちらを選びますか?
女性の年収じわじわ上昇中
まずは、こちらのグラフをご覧ください。
出典:国税庁「民間給与実態統計調査」より作成
2019年から2023年までの5年間で、女性の平均年収は296万円から316万円へと+6.8%アップ。
成長率では男性(+5.4%)を上回っています。
ただし、依然として男女格差は大きく、2023年時点でその差は約253万円。
女性の年収は男性の約55.6%にとどまり、「自分の収入だけで暮らしていく」には、まだ安心できる数字とは言い切れません。
とはいえ、この数字の裏側には希望もあります。
働き方や意識の変化が、じわじわと“収入”という形で反映され始めています。静かに、確実に。
結婚してもしなくても、経済的に自立した人生を築いていくために、基盤となる収入づくり。
どんな戦略でいきますか?
注目すべきは「副業」の収入効果
こちらのグラフもご覧ください。
出典:労働政策研究・研修機構「副業に関する大規模調査(2024年)」
本業のみの会社員の年収は約307万円。
対して、副業を持つ会社員の年収は約427万円。
その差は、なんと+120万円。
割合にすると+39.1%で、これは決して無視できる数字ではありません。
副業収入の中央値は月5万円。
70.9%の人が「月5万円以上」稼いでいて、最も多いのは「月5〜10万円」(30.0%)。
月10万円以上を得ている人も、実に5人に1人以上(22.0%)います。
しかも、副業をしている人の方が、本業年収も高いという結果なんです。
副業で得た経験や視点が、本業にも良い影響を与えているという証左ではないでしょうか。
将来に不安があるなら、副業、やらない手はないですよね。
なぜ40代女性に副業がフィットするのか
人生の折り返し地点に差し掛かる40代は、キャリアも暮らしも「どちらも大事」にしたいと願う、ある意味欲張り世代。
けれど、そう願っていながらも、実際には“現状維持”から抜け出せない——そんな矛盾を感じたことはありませんか?
「この働き方、ずっと続けられるかな?」
「収入、今のままで大丈夫?」
その問いに、ようやく向き合う時がきたのではないでしょうか。
副業に対する意識改革は、そんなわたしたちにフィットする、行動の第一歩になってくれるはずです。
副業を始めるきっかけとして多いのは、
-
収入を増やしたい(将来のお金への不安)
-
自分の「好き」を形にしたい(自己実現)
-
新しいスキルや働き方を試したい(キャリアの再設計)
つまり、副業とは、もう一つの自分を育てる手段。
まさに、キャリアも暮らしも大事にしたい40代にピッタリの選択肢です。
そして、会社に頼らず、自分の力で未来を守る。
その視点に立ったとき、「副業=守り」という考え方が、スッと腑に落ちるのではないでしょうか。
未来の自分にいま何ができる?
2025年になってもなお、男女間の収入格差がある現実。
でも同時に、自分次第で未来は大きく変えられる時代でもあります。
選択肢がないわけじゃない。
ただ、それを選び取る勇気と行動が問われているだけ。
副業は、今の生活スタイルを大幅に変えることなくプラスできる、人生を守るための「新しいスタンダード」になりつつあります。
小さくてもいい、一歩でもいい。
“将来の安心”は、今日の小さな行動の積み重ねでしか手に入りません。
自分の時間とエネルギーの一部を、未来の自分に投資する。
そんな視点で、あなたも「始めている人」になってみませんか?
お読みいただきありがとうございました!