ごきげんよう、RAKU fellow つづみなお(なおみん)です。
「この気持ち、うまく言葉にできない……。」 

そんなふうに感じたことはありませんか? 

私たちは日々、さまざまなことを感じながら生きています。
でも、その感覚を言葉にしようとすると、

うまく表現できずにモヤモヤしてしまうことがあります。

例えば、

「なんとなく気分が沈む」

「すごく心が動かされたけど、何に対してなのか分からない」

「自分にとって大切なものを説明しようとしてもうまく言えない」

こうした経験は、多くの人にとって馴染みがあるのではないでしょうか。

モヤモヤから抜け出すための第一歩

数年前の出来事ですが、私はある本を読みました。

読み終わった後、なんとも言えない感動に包まれ、

いてもたってもいられず、夫にその気持ちを伝えたくなりました。

「この本、本当にすごかったんだよ!」「〇〇の場面が特に感動的で……」と、

興奮気味に話したのですが、どうも上手く伝わりません。

言葉が空回りしているような、そんな感覚。

最終的には、「とにかく読んでみて!」としか言えず、

モヤモヤしたものが残りました。

 

私自身、やすこ先生と出会う前は、

ずっと漠然とした違和感を抱えながら過ごしていました。

そのモヤモヤが何なのか分からないまま、

ただ流されるように日々を過ごしていたのです。 

でも今振り返ると、そのモヤモヤの正体は

「自分の感じたことを言葉にできずに、溜め込んでいたこと」

だったのではないかと思います。

言葉にならないまま心の奥にしまい込んだ感情は、

知らず知らずのうちに重なって、

自分でも気づかないうちに重荷になっていたのかもしれません。

 

言葉の壁 - 感じたことを表現することの難しさ

昨日ラクアカでは、「万物との繋がりに気づく呼吸講座」が開催されました。

昨日の講座は、一言で言うと、自分の“からだ”がどの様な状態なのか、

からだを動かしながら感じる時間でした。

普段、意識しなくても当たり前のように動かしている自分のからだ。

でも、そこに意識を向けてみると、

沢山のメッセージが発信されていたことに気づきます。

そこへ焚き火へ風を送り、炎に力を与える様に、

からだへ呼吸を送ることについて学びました。
ただ、この感覚を言葉にすることって、簡単じゃないなと感じました。

あるワークでは、目を開けた瞬間に目に映る世界が鮮やかになった様な、

感動を伴う体験もしました。

この感動をどう言葉にしたらいいのかと感じたのです。

感覚としては感じているのに、ぴったりくる言葉が見つからないそんな感じです。

 

言語化は羅針盤 - 自分をカタチを見つける道しるべ

言葉にすることは、私たちの思考を整理する重要な手段です。

無意識に感じていることや漠然とした思いを言葉にすることで、

気づかなかった自分が大切にしていることが明確になります。

言葉が思考を形にし、心の中で迷っていたことが整理されることで、

進むべき方向が見えてくるのです。
ただ、感動をすぐに言葉にするのはやっぱり難しいですよね。

そんな時は、焦らず丁寧に、詳細に振り返りながら

言葉にしていくことが大切だと思います。

言葉にならなかったイメージを言葉にして、

カタチ作ることで新たな自分の一面と出会えます。
また、言葉を使って自分の思いを誰かと共有することで、

新たな視点やつながりが生まれます。

自分だけでは気づけなかった考え方や意見を受け入れることで、

さらに成長できるのです。

振り返りながら、言葉で自分を表現することは、

自分をより深く理解し、

他者とより良い関係を築くための大切なステップなのです。

 

言葉で自分をデザインする - 感情メモから始める自己理解

言語化を始めるには、まず自分の感情を感じることが大切です。

ラクアカでは、感情が動いた瞬間をメモすることから始めます。

この「感情が動いたことをメモする」という方法は、

自分の心の動きに気付く第一歩になります。

まずは、頭の中からアウトプットすることが大切です。

一度書いたものは、後から見直してみましょう。

アウトプットするメリットは、時間が経ってから見返すことができることです。

そうすると「あ、この時、本当はこういうことを感じたかったんだな」と、

新たな発見があるかもしれません。

そして自分の成長も感じることができるでしょう。

まとめ

言葉にすることで、私たちは自分の思いを整理し、

心の中のモヤモヤを解消できます。

感動や感情をすぐに言葉にするのは難しいかもしれませんが、

振り返りながら少しずつ言葉にしていくことが、

自己理解を深め、他者とのつながりを強める鍵となります。
まずは、感情に気づき、メモすることから始めてみましょう。

言葉で自分をデザインする一歩を踏み出すことで、

あなたの新たな可能性が広がるはずですよ。