父さんは夢を見ました。
楽ちゃんのお母さんが楽ちゃんを迎えに来て、お空へ帰る夢です。
楽ちゃんは後ろを振り返りながら、お母さんと一緒に空へ昇っていきました。
そんな夢を父さんが見た一昨日から急変、夜中に緊急処置をしてもらいましたが、容態は悪化の一方を辿り、昨日の受診では、獣医さんに抵抗する元気も失っていました。できうる限りの処置をしてもらい、おうちに連れて帰って5分後、楽ちゃんの呼吸が止まりました。
一生懸命に「楽ちゃん、戻っておいで!!」と泣きながら母さんが心臓マッサージをすると、奇跡的に脈が戻りました。
すぐに病院に電話して駆けつけましたが、行く途中で脈が止まりました。
2年8ヶ月という短い生涯を終えて、楽ちゃんは10月13日夜、お月様へ帰って行きました。
死因をお医者様から聞いたのですが、最終的には「多臓器不全」。
斜頸になる→ストレスでうっ滞を起こす→うっ滞が急速に悪化、胃にガスが溜まってパンパンに→胃が肝臓を圧迫し、肝機能が著しく低下→同様に影響を受けた腎臓が腎不全を起こす という原因だったようです。獣医さんは、「明日の朝までもつかどうか五分五分」と言われていましたが、楽ちゃんはお月様へ帰る五分を選びました。
重症だった楽ちゃんは、最後の辛い治療をがんばりました。何度も毛を剃られ、点滴を刺され、お腹のガスを抜くために針を刺され…それはそれは、痛々しくて見ていられませんでした。楽ちゃんは家に帰るまでお月様に帰らずに待っていてくれました。家で呼吸が止まって、奇跡的に息を吹き返しても、再度病院に駆けつけようとする車の中で息を引き取ったのは、「もう辛い治療はやめて」という楽ちゃんからの最後のメッセージだったのかもしれません。
昨夜、楽ちゃんと一緒に最後の夜を過ごしました。
楽ちゃんが亡くなった後、楽ちゃんの写真がたくさん入ったフォトパネルあたりから「カタッ」と音がして、突然、スライドショーが始まりました。(普段はこういうことはないのですが)
母さんが寝ていると、
そっと優しく母さんをなだめるように、楽ちゃんの手の感触を感じました。
今日、楽ちゃんのお葬式のために、葬儀屋へ楽ちゃんを連れて行きました。
きちんとお別れができて、ほんの少しだけ、気持ちが救われました。
楽ちゃんは、明日、お骨になって帰ってきます。
これからも一緒です。

今までこのブログを訪れて頂き、皆様と御縁ができたこと、励ましていただいたり、笑っていただいたりしたこと…全て私達家族の宝物です。
精神的なショックが大きく、これまでのように頻繁な更新はできないかもしれませんが、楽ちゃんとの想い出は山ほどあり、私としては閉鎖せずに続けさせて頂いたらと思っています。
取り敢えず、楽ちゃんを応援してくださった皆様にご報告とお礼を述べさせていただきます。
本当にありがとうございました。

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ありがとうございましたm(_ _)m