自分の夢や理想という瘴気の中では正しい判断が難しい。
とくに手練れの悪魔は来場者の夢や希望を巧みに読み取り
1週間後にはなんとも理想の間取りや装備を提案してきます。
一気に妄想は膨れ上がり、瘴気の中でさらにそれは美化されていきます。
で、実際に見積を見てみると・・・・一気に現実へと引き戻されます。
そこで初めて「身の程」を知ります。思い知らされます。
しかし一度知ってしまった「ラ〇ュタ」の存在はそう簡単に消せません。
他のメーカーを渡り歩いたり、正当化する理由を探します。
しかも「金融機関の仮審査してみます?」からの
もしも仮審査通ってしまったら。もう、止まりません。
住宅展示場だけでなく、いまCMなどでよく見かける大手ハウスメーカーは
さらにこんな追い打ちをしてきます。
「1棟プレゼント」とか「建築資金1000万円プレゼント」とか。
応募するのは自由だし、もちろん当選の可能性はありますから
止めるつもりはありません。むしろどんどん応募してもよいでしょう。
どのみち「顧客リスト作成用」ってのは承知の上での参加です。
さて、このプレゼントの応募、本来の目的はリストでもなく
「住宅購入は間違っていない」という暗示をさらに強くするため。
工場見学ツアーやら、完成見学会に〇回参加など、当選までに
様々なイベントに参加しなければなりません。
ほとんどが「接待」でとても心地よい待遇なので、参加自体は問題ないです。
ですが
参加すればするほど、貴方は「家を建てたい!!!!!」と強く思うはず。
「おぉ、なんて素晴らしい設備があるんだ」
「おぉ、これなら安心だ」
「なるほど、最近の住宅ってこんなふうになっているんだ」
「これなら地震がきても安心だ。家族の命を守るのが使命だ!」
などなど、洗脳のための各種強力な魔法が、相手のテリトリーで
しかも高度な結界の中で発動されます。
もう、家に帰ってくると
「オレの家はなんて住みにくいんだ!!!」
「おいおい、こんなところに住んでいていいのか?」
とさえ思わせるほどに。
ついでに家以外のことまで悪く思いはじめます。
「隣近所で馬の合わない人がいる」とか
「〇〇が遠い」とか
さぁ、もうあなたは「赤い布を目の前にぶら下げられて興奮する猛牛」のように
後ろ足で、地面を蹴っていることでしょう。。。
でも、この程度なら、まだ現実に戻れます。ご安心を。
こういうツアーに参加するのは決して悪くありません。
最新の機能や住宅事情を学ぶのは今後、他のメーカーと
話す時に必ず役に立ちます。
ご安心を。
でもね、確実に洗脳されていくのはNG。
他のメーカーさんなどが全てダメに見えるようなら要注意。
次回、「最大の敵はインターネットだった」でお会いしましょう。