満員電車に乗るには、色々なコツやルールがあります。
今日はそのコツやルールを知らなかった為に、事件に
遭遇したおばちゃんのお話しを少し。
入り口近くの座席は、片側だけしか人に接触しないし、
乗り降りも楽で人気がある席なのですが、実は満員電車、
それも超・満員電車の時にはちょいと事情が違いまして、
出来れば避けたい席に、大変身してしまいます。
大阪で一番有名なオフィス街にある、地下鉄Y駅。
乗降人数が半端ではなく、出口に近い階段の前に到着する
車輌なんかは、総入れ替えに近いこともあります。
先日、目の前の3人掛けの座席が2つ同時に空いたので、
仕方なく角席に座ろうとすると、隣に立つおばちゃんが
ぐいっと角席に滑り込みました。しかも私を見上げながら
「お先にごめんな~♪」と、勝ち誇った様に言うでは
ありませんか。正直その顔には、ムカッときましたが、
角の席に座らずに済むのでそんなに腹は立ちませんでした。
そのまま立っていても良かったのですが、席を空けたままは
逆に周りに迷惑なので、仕方なく真ん中の席に座りました。
折しも超混雑する駅に停車中。私はカバンを膝に抱き込み、
大きな体を小さく丸め、膝をピタッと閉じ爪先を上げます。
さぁ、私の準備はオッケーよ~ん♪
すると怒濤のごとく人波が押し寄せ、角のポール争奪戦が
始まりました。あぶれた人は次は吊革にたかり、それさえ
あぶれた人は、せめて降りやすい位置をキープするため、
出入口付近から中へ押しやられないように、必死で足を
踏ん張ります。入り口付近が混む、一番の理由ですネ。
そこで、自ら角席を取って喜んでしまったおばちゃんに
とうとう悲劇が起こりました。
いつも以上に激しい争奪戦が繰り広げられていたその朝。
案の定おばちゃんの周りは人で溢れ始めます。防御体制を
知らないおばちゃんは、足元に大きめの荷物を置き
ヒザで軽く挟んでましたが、その大きな荷物が邪魔で
足の置き場に困った目前の男性乗客が後ろの客から背中を
押され、おばちゃんに覆いかぶさるように窓に手をつき
何とか辛抱して立っていますが、ザ・ひとりロンドン橋~!
「ちょっと!ちょっ!やめっ。。。!あしっ!もうっ!」
袖口で髪を乱され、コートの裾は顔に触れ、横から急に
飛び出してきた営業カバンに横ツラを突かれ。そして
足元も散々踏まれていることでしょう。おばちゃんは
声を荒げて嫌がってますが、押し寄せる群衆パワーに
勝てるはずもなく。ただ粛粛と、隣駅に着くまで我慢
するしかありません。
隣駅に着き、おばちゃんに取り憑いてた色々な浮遊物が
段々剥がれて行くと、最後に残ったロンドン橋の人の膝が
おばちゃんの両足間を通り、座席に到達していた事が判明!
そしてロンドン橋の人は「お邪魔しました。」と言い
さっさと下車していきました。
えっと。おばちゃんはそのロンドン橋君に、電車の中で
強制的にM字開脚をさせられていたって事ですよね?(違)
それはちょい恥ずかしいかも(*^^*)
真ん中の席に座った私は、やたらとおばちゃんの足が
グイグイ寄って来るとは思ったものの、混んでるから
仕方ないと感じるだけで実害は殆どありませんでした。
救いだったのは、おばちゃんのスカート生地が伸びる
素材だった事。これが若い子でタイトスカートだったら?
そう考えると、ロンドン君は不可抗力とは言え、駅長室へ
連れて行かれる事、間違いなかったはずデス。
(それ程、おばちゃんにめり込んでいたと言うコト)
ね!?角の席に座るのは、時と場合を考えないと♪
電車でらこ♪リン・オブ・ジョイトイはしたくないです!
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