生まれつき?仕方ないとお思いですか?
音感はトレーニング次第でしっかり身につくものです。遺伝ではなく環境が大事なんです。
幼稚園や小学校では元気よく大きな声で歌うのが良しとされるので、まだ発声のコントロールができない子どもたちはピアノの正しい音を聞くより先に出しやすい音で、がなって歌ってしまうんですね。
ある程度の年齢までそれでよかったものが音が取れる子と取れない子の差を自分たちで自覚するようにもなります。
そうすると、今度は取れないと自覚してしまった子たちは声を小さくして目立たないようにとしてしまい、自分の出している声さえ聞こえなくなります。これが一番良くないのです。自分の出している声が正しい音なのかそうじゃないのかを認知することが、正しい音で歌うことより大事だからです。
4月からレッスンしてきたキティクラスのレッスンでは、音感訓練を毎回やってきました。
音感は、相対音感ならいつ始めてもある程度身につきますが、絶対音感については5歳が聴覚のピークで、7歳からは徐々に下降します。
キティクラスの時期に正しい音をたくさん聴いて訓練することは、効果的で身につけたものは財産になります。
絶対音感を持つ講師が毎回正しい音程で実際に歌うのを聞くことも効果があり、まだ一年たちませんが、月曜キティクラスの生徒さんは正しい音程で歌うことがもうできます。
キッズクラスでも音感訓練はします。
それに加えて、恥ずかしがらず声を出していいんだと思える環境を作ることを心がけています。
前に述べたように、自分の出した声が正しいか正しくないのか認知することが大事だからです。
この時期の子どもは、正しい音はわかるのに発声の仕方がわからなくて音が外れてしまうこともよくあります。
音感訓練に加えて発声の仕方を学ぶことで、音域を広げていくことができます。
歌はまずは心がリラックスして楽しむこと。
緊張した時点で筋肉が萎縮して発声を邪魔してしまいます。
講師の私も、例え振りつけの確認の時間でも正しい音程、発声で歌うことを心がけています。
レッスン時だけでも正しい音のシャワーを浴びてほしいと思っています。
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