DIYで耐震3 耐震等級3.5 | 古家をDIYで超高性能へ

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初めましての方は、

こちらから。

 

 

 

前回は、DIYでスタートした我が家の耐震改修を紹介しました。

 

 

 

耐震改修を自分でやる。

 

家の安全を根幹で支える耐震を専門業者に任せることなく素人が手を出すなんて無謀と思われるかもしれません。

 

 

でもですね、その専門業者と称する人たちが本当に専門家らしく仕事をしてくれないとしたらどうでしょうか。

 

まさに、我が家は、その被害に遭ってしまったのですから、信じるに足る業者を探すよりも自分でやった方が早くて安い、そして信頼できるという結論になりました。

 

 

最終的な評価は自分ではできないので、精密な耐震診断ができる本物の専門業者に依頼することになります。

 

最終的な耐震性能としては上部構造評点が1.72です。

 

 

いわゆる耐震等級にすると3に相当します。

 

耐震等級3とくれば、震度7の巨大地震にも耐える安全性を有していることになります。

 

 

上部構造評点が1.25で耐震等級2、1.5で耐震等級3ですから、さらに上の等級があれば耐震等級4に相当する安全性であると評価されました。

 

耐震等級4にはちょっと足りないから耐震等級3.5ということにします。

 

 

評価手法は精密診断法2の限界耐力計算というものです。

 

 

この最終形にたどり着くまでには長い道のりでしたから、改修した順番に紹介していきます。

 

          ☆          ☆          ☆

 

前回、「DIYで耐震改修 2」で取り掛かかりは、工務店の手抜き工事をやり直すところからでした。

 

 

 

玄関脇の廊下から、反時計回りに改修することにしました。

 

 

廊下の窓の北側は前回やりましたので、南側です。

 

廊下の壁際を切り欠いて耐震金物を取り付けるための開口を確保しました。

 

 

柱脚金物をビス止めします。

 

既設で取り付けてあった耐震プレートのボルトが邪魔になるので鉄鋸で切断します。

 

 

 

右側は柱の下端が切り欠いてあって、柱脚金物がしっかりと取り付けられないので、下駄をはかして持ち上げて切り欠いてない場所に取り付ける。

 

下駄を履かせた分だけ長いネジで固定する。

 

 

へぼ工務店の後始末です。

 

 

廊下の屋根裏に上がって、柱頭金物を取り付けます。

 

柱が半分の厚さに切り欠いてあるので、ビスの効きが悪くなってしまっている。

 

本来は85mmの長さのビス4本で取り付けるところを、穴を増やして45mmのビスに変更しました。

 

 

こういうところは、杓子定規に捉われないDIYの利点です。

 

11kNの引き抜き力に15kNのミドルコーナーを使っているので、3割程度の余裕があるからなんとかなるのではないかという程度で、ビスの耐力などから厳密に計算したのではありません。

 

目安としては45mmビス二本で止めるスマートコーナーが4.2kNなので、45mmビス一本当たり2kNと見なして、6本あれば12kNで、必要な耐力があるんだろうなと考えました。

 

 

 

柱頭と柱脚に耐震金物を取り付けたら、断熱材を充填します。

 

既存は手抜き工務店がスカスカに断熱材を入れてあったので、すべてやり直します。

 

 

使った断熱材はスタイロフォームの30mm厚。

 

これを三層に重ねて90mmの断熱層にします。

 

 

隙間なく、ピッタリとはめ込んで、気密性も格段に向上しましたから気密シートは省略します。

 

厳密には気密シートがあった方がいいのですが、三層にぎっしりと詰め込まれたスタイロフォームの気密性はかなりあると期待できるので。

 

 

三寸五分の柱内に90mmの断熱材を入れたので壁の仕上げ代が10mmほどしかありません。

 

石膏ボードは諦めて5mmの合板を下地に使いました。

 

 

漆喰で仕上げるには、ヤニが大量に浮き出ましたが、重ね塗りして真っ白に仕上がりました。

 

居間につづく。