旅先でも、住宅設備の質が気になることがあります。
「良くできている」と、感心したことはほとんどありません。
超高級ホテルならいざ知らず、並みの旅館やホテル、ましてや民宿やペンションだと市井の設備屋が工事しているのですから、質の高い設備であろうはずがありません。
ビーナスライン沿いのペンションもご多分に漏れず、いろいろと不備がありましたが、中でも気になった風呂の換気扇についてのみアドバイスしてきました。
アドバイスする前提として、オーナーが関心を示すかどうかが大事です。
物知り顔の客が何か言って帰ったと思われては、元も子もないのですから。
幸いにも、今回はオーナーが乗り気でしたから、出来るだけ分かりやすく具体的に説明しました。
要点としては、入浴中に換気扇がうるさい割に仕事をしていない、です。
原因は、風呂の換気はなぜ必要かを理解せずに、風呂は換気扇を回すものだと思い込んでいるからです。
24時間回し続けている換気扇の電気代は年間で一万円ほどになります。
これを高いと感じない人には何も言いませんが、換気扇は各所に設置してあって塵も積もれば山となっている現状を危惧する人には解決の道筋を示してあげたいと思います。
改善策は、
・換気する風量にメリハリをつける
・換気する空気の入り口を意識する
の二点です。
客の入浴時間帯は、浴室内が湯気で曇らないことを目的として換気回数を抑える。
具体的には換気回数で6回くらいがいい。
それ以外の時間帯は、浴室内を乾燥させてカビの発生抑止するために換気回数を上げる。
30回くらいの換気回数が必要です。
換気扇は消費電力が少なく風量調整ができるDCモーター換気扇がおすすめ。
24時間換気機能の低風速と急速運転を切り替えることで、換気のメリハリが実現します。
換気用の空気の入り口として24時間換気時はドアのすき間ならびにアンダーカット。
急速運転時はドアを開ける。
冬はマイナス20℃近くまで下がる厳寒地ですから、風呂の換気は快適性に直結します。
細かなことは、帰宅してからメールにまとめて送信しました。
有意義に活用してくれればうれしいです。