初めましての方は、
こちらから。
エコキュートも太陽熱温水器も、
どちらも湯を沸かす設備です。
そして、どちらも省エネルギーに優れている。
ところが、組み合わせようとすると
相性が悪い。
太陽熱温水器で湯を沸かし、
不足する熱をエコキュートで温める。
とてもエネルギー効率が良い設備になるはずですが、
うまくいきません。
エコキュートの繊細な自動制御に
アバウトな太陽熱温水器が馴染みません。
エコキュートが主役で
太陽熱温水器を脇役に回せば
組み合わせたシステムもありますが、
不凍液を循環させるなど余分な設備があって
費用が高騰します。
屋根の上に載せるシンプルな太陽熱温水器と
エコキュートを組み合わせたい。
実績不十分な製品は存在するものの、
大手メーカーがやってくれないなら自分でやります。
機能を単純化すると、
- 太陽熱温水器で沸かした湯を浴槽に張る
- 湯温が低ければエコキュートで加温する
実際にやってみると不都合がありました。
エコキュートの追い炊き機能は熱効率を低下させる。
その代わりに「高温差し湯」の機能を使えば、
熱効率は下がらない。
が、差し湯なので、浴槽の湯量が必要以上に増えてしまう。
試行錯誤を重ねた結果、
太陽熱温水器とエコキュートを併用する条件が整いました。
夏は、
基本的に屋根上の太陽熱温水器を満水になるまで揚水する。
夕方になったら定量止水機能付きのサーモスタット混合栓で浴槽に湯を張る。
曇りの天気なら10分間だけ揚水する。
10分間に貯まった全量を浴槽に張り、エコキュートでふろ自動でお湯張り。
冬は、
天気が良ければ10分間だけ揚水する。
10分間に貯まった全量を浴槽に張り、エコキュートでふろ自動でお湯張り。
悪天候なら揚水しない。
システムとして自動化するのは難しいが、
人間が条件に応じて使い分ければ、
太陽熱温水器とエコキュートの良いところが組み合わせられる。
具体的に、どのような構成になっているかは次回。
